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人脈作りでビジネスパーソンは成功する! その2

その2は「マネジメントの秘書を味方につける!」です。

この言い方は一歩間違えると誤解を与えかねません。

間違えてはいけないのは、自分の出世のために有利に取りはからって
もらうとか、マネジメントに関する情報を裏から知りたいがために、
彼女らを利用するということではありません。

そんな事をしたらすぐに見破られます。
彼女らの情報力を利用したいという事です。

彼女らの女性社員同士のキッチントークやマネジメントとの会話の中で、
誰が優秀か、誰がどんな能力を持っているか、という情報を豊富に
持っています。

しかもそれはかなりの高精度です。
それを利用させて頂こうと言う事です。もちろん、ギブアンドテイクです。

以前私の部門で、マネジャーの採用が必要となったので事業部長の
秘書に、
「事業部の中で、課長レベルの優秀な人を3人紹介して欲しい」と
こっそり頼んだら、即座に3人の名前が出て来ました。

もちろんそのような情報は、会社の中でこっそり聞いては関係を疑われ
かねません。それなりの場所を用意し、レストランに連れていき、
「自前で」ご馳走して聞き出しました。

翌日、人事にこの3人を候補にして面接したいとお願いしたら、
「その3人が抜けたらそれぞれの課が成り立たなくなる。勘弁して欲しい」

そんなことを言われました。その後の経過はともかく、それだけ高精度の
情報を彼女は持っていたと言う事です。

女性のネットワーク恐ろしや、というところです」

そんな彼女達と常日頃どういう関係が持てるかという事です。
それはあなたの素晴らしい人格であったり、面白いトークで
あったり何でも良いと思います。
それが彼女らを引きつける事が出来れば、信用されるという事に
なるはずです。

私は、彼女らの食べ物の好みを知っていましたので、スイーツで
攻めました。
地元の和菓子屋さんのどら焼きだったり、大福だったり様々でした。

その場合は、その秘書へピンポイントではなく回りの女性数名分まで
用意するのは当然の気遣いです。男にはあげる必要はありません。

また、誰にそのどら焼きが渡ったか分かりませんから、後で知らない
経理の女性から
「ごちそうさまです。美味しかったです!」と、お礼を言われる事もありました。そこがまたネットワーク構築のきっかけになります。

その秘書は、その後結婚し退社してしまいましたが、未だにメールの
やり取りをしています。
利害関係はありませんから、本音で一生付き合えるかもしれません。
それも自分の「財産」です。

繰り返しますが、女性のネットワークは使話せていただきましょう。
女性も何かの役に立てれば、嬉しいはずです。
もちろん、口は固くないといけません。
「あの彼女は、うまく話すと簡単に落とせるよ」みたいな話を他の人にしたらもうあなたは終わりです。人の口に戸は立てられません。

女性は、男同士のように出世のライバルになる事も可能性としては低いので、安心して付き合えます。

間違えても「すけべ根性」を起こすのは止めましょう。
いい関係を続けられなくなります。

自部門の秘書だけではなく、他部門の秘書とも仲良くしておけば、
更に人脈が広がる事になると思います。

いかがでしょうか?女性を上手く使うのも、成功の秘訣ですよ。

次回は、その3「他部署の同レベルの人達と交流せよ」

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