見出し画像

ポリシーメイキングって旅行計画と一緒だった1/3

最近学校におけるポリシーメイキングを仲間と考える時間が増えています。主催しているコミュニティではいつも盛り上がっていて、学校を変えてきている人も多いので、ポリシーメイキングって大切だなあと改めて思います。

しかし、ポリシーメイキングって聞いたことない、って人も多くてどう説明しても真面目な話になっちゃうのでとっつきにくいというか。「ポリシーって、方針とか方略って意味で、これからどうして行こうかって考えることだよ!」
抽象度!!働け具体!!そりゃ体験しないと伝わらんよなぁ…

そんなことを考えていたら、「あれ、妻と旅行の予定立てるのとポリシーメイキングって一緒じゃない?」とふと閃きました。旅行の計画立てるのをサボってこのnote書いてます。ごめん妻。

…とコミカルな感じではじめたかったけど、今の教育業界は本当に辛くて。
4/1~4/6あたりの入学式までのデスロード開催、5月になる頃には「思ってたんと違う」という新人の退職、教頭兼クラス担任の爆誕、過重業務によるフラストレーションが溜まり、9月ぐらいには学年団の空中分解、裏ではミドルリーダーが転職を考えている。みたいな流れはもう毎年のことなのかと。
このnoteを書いているときに流れてきたニュースはこれ



このままだと学校に関わる人、誰も幸せにならないので、
このnote書いてます。

5、6月にはもうちょっと真面目に書いたりインタビューされた記事が各所から出る予定なのでそのイントロだと思ってください。

旅行の予定立てと学校の対比

家族旅行っていい計画が必要なんですよ。なんでかっていうと。

旅行の悪い計画の仕方
①忙しくて直前までノープラン
②とりあえず「〇〇行こう!」
③お互いの意見の食い違い
④現地でのケンカ

これが起きるから。

こういうときの子どもが一番辛い。知ってる?

学校に目を向けると…
学校のあるある運営

①常に忙しい
②国と自治体から「とりあえず〇〇やってね」「とりあえず〇〇使ってね」(〇〇には英語とかICTとか新しい評価とかなんでもいいから入れてみましょう。)
③教員同士お互いの意見の食い違い
④声でかい人のワンマンで解決したかのように見せて内部抗争

そっくりだ!

じゃあ逆に。
旅行の計画のしかた

①どんな日にしたいかざっくりイメージするところから始めている
②どこにいく、何をする、スケジュールと予算をイメージする
③矛盾の発見
④現地で調整対話

学校のいい運営の仕方
①どんな学校にしたいかイメージが擦りあうことから始めている
②いつ、どんな授業をする、必要なものをイメージする
③矛盾の発見
④現場での調整対話

これならいいよね。

ゆったりと、みんなで、一つのものにお互いの考えを出し合うイメージ

でもなんでできないんだろう。「よはく」と「対話」がないんだよ!!

冒頭のこれ
4/1~4/6あたりの入学式までのデスロード開催、5月になる頃には「思ってたんと違う」という新人の退職、教頭兼クラス担任の爆誕、過重業務によるフラストレーションが溜まり、9月ぐらいには学年団の空中分解、裏ではミドルリーダーが転職を考えている。

こんな中でいい教育なんてできません。ゲリラ戦しながら教育してるんですか。


実は、こういう構造自体を変えたくてヒロックをつくった(独立した)というのは結構大きいモチベーションです。
そういえば独立する前こういう記事書いてたっけ。


次回予告

次回から2回に分けてよはくをつくったり、対話したりしていい旅行(学校)をつくっていく過程を描きます。必要な人に届いて欲しい。


ポリシーメイキング、合意形成について実践を書きました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?