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餅と団子のはなし いろいろ

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餅と団子は、聞き取りで必ず登場します。普段からおもてなしの「よびし」の時、冠婚葬祭には欠かせない食。少しずつマガジンにまとめていきます。
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記事一覧

「あんこ」を手作りしたらやってみたい5つの食べ方

ゴールデンウィーク後半、「あんこ」を炊いて楽しみました! 市販のつぶあんでも良かったんで…

YOBISHI
8日前
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杵と臼で「よもぎ」も搗く「よみや団子」にチャレンジ!

よもぎ摘み 令和6年4月21日、冷凍保存したよもぎペーストストックを持って、宵宮(よみや)団…

YOBISHI
2週間前
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4月21日「よみや団子」のために「よもぎ」摘み4回!足りるかな?

4月21日は、宵宮(よみや)。 よみや団子は、懐かしいけど、誰も作ってくれる人がいはらへんし…

YOBISHI
3週間前
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お手軽に「ぼたもち」を3分でつくる

令和6年3月20日春分の日、お彼岸の中日。 暖冬で土筆が出てきて、ぽかぽか陽気でそのまま…

YOBISHI
1か月前
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「そら豆」で餡をつくる

旧正月と建国記念日の三連休は、病み上がりにつき自宅に籠もる。 体調が回復してきたのか、あ…

YOBISHI
3か月前
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話し言葉は関西弁…お雑煮文化は?

親戚や隣近所の人が寄ることを「よびし」と言い、 お正月に親戚などが寄ることを「正月よび」…

YOBISHI
3か月前
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よびし通信no.29

多賀のお母さんから学ぶ食の知恵と技【赤かぶらの切り漬けは冬の常備菜】 三十数年前にお姑さんから聞いて習ったという「赤かぶらの切り漬け」を教えてもらいました。年に一 度の恒例手仕事。毎年、百個超えの赤かぶらの下ごしらえを一日仕事でされてきたそうです。「切り漬けの ええとこは、作ってすぐ食べられること。」しばらく 漬けて乳酸菌発酵したのも美味しいです。 滋賀県の伝統野菜「万木かぶ」 は、赤かぶらで葉の軸が白い品種、 アブラナ科は交雑しやすく、その土地ならではの種が発達したよう

稲藁をもらいに行って『わらしべ長者』の「しべ」の価値が気になった日

いつも稲刈りは突然 「今年も年末に、しめ縄作りのワークショップしはるやろ? 私らもな、ム…

YOBISHI
7か月前
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かき餅を焼くは「育てる」感覚

思い出の定番おやつ 聞き取り調査で、必ず聞く定番おやつが、「かき餅」や「あられ」。 冬の…

YOBISHI
9か月前
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ちまきづくり覚え書き

このみやさんで ちまきづくり令和5年6月24日(土) 滋賀県多賀町敏満寺 胡宮神社(このみやじ…

YOBISHI
10か月前
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チマキ作りの熊笹を刈りに

6月23日(旧暦5月6日)曇り チマキ作り用のクマザサを刈りに行ってきました。 旧暦5月5日にチ…

YOBISHI
10か月前
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スゲを刈りに

6月14日雨のち曇りの梅雨真っ只中。 6月24日のチマキ作りワークショップに向けて、「スゲ」を…

YOBISHI
11か月前
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チマキづくり。郷土料理は「生活圏で手に入るもの」。

チマキと言えば、端午の節句か京都の祇園祭が思い浮かび、お店で買うものとばかり思っていまし…

YOBISHI
11か月前
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よびし通信no.27

よびし通信no.27  令和5年6月号発行しました。 多賀のお母さんから学ぶ食の知恵と技 【ぼんがらだんご 多賀町大杉】 5月24日、米粉を使った「ぽんがらだんご」の作り方を教わった。「おばあちゃんが作ってやったやり方は、小麦粉やのうて米粉で作ってやったんよ。ぼんがらの葉っぱを採りに行くんは子どもの役目やってね。 米を川相(多賀町川相地区)に挽きに行って粉にするんが楽しみで。 米粉こねた生地は、一晩寝かせてて、出来上がるのが 待ち遠しかったんよ。 子どもの頃はおやつがな