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【Netflix】SELLING SUNSET #2 女たちの悩み

ハリウッドにある豪邸を販売するオッペンハイム不動産。そこで働くゴージャスな女たちの悩みとは?

ヘザーの悩み

ヘザーは、プロアイスホッケー選手で7歳年下の彼氏・ニックに会いにスロバキアへ、1週間滞在して帰ってきたところ。
ロサンゼルスからスロバキアまでは、13時間もかかる遠距離恋愛。ニックは融通がきかない仕事なので、ヘザーが会いに行くしかない。会いに行くにはお金が必要だし…と、彼との距離に悩み中。

クリスティーンはヘザーが嫌いな模様。ヘザーはオッペンハイム不動産ではクリスティーンよりも少しだけ先輩。でもクリスティーンは、ヘザーの見た目やファッション、話し方を見るとイライラするらしい…。
うーん、やっぱり可愛い女子っぽい子が嫌なようです。クリスティーンはちょっと怖いけど、好き嫌いがはっきりしてるから付き合いはしやすそうですね。

メアリーは女性客と内見。4つの寝室、6つのバスルーム、広さは465平米。価格は480万ドルで仲介手数料は14万ドルの白いシンプルモダンな家です。

不動産エージェントの仕事は売り主と買い主の間を取り持つこと。買い主の希望を色々聞いて、それにぴったりの物件をMLSなどで調べて探します。
MLSとはアメリカの不動産情報システムのことです。アメリカの不動産は全ての物件に固有のナンバーがついており、それによって間取りや過去の取引などの情報を全部管理しています。物件のマイナンバーのようなものですね。情報はリアルタイムに更新されるため、欲しい!と思った物件はできるだけ早く契約しなくてはいけません。
欲しい物件があれば、売り主にオファーを出します。オファーでは、買い主の購入希望価格や、物件にある欲しいと思った家具家電なども知らせます。買い主と売り主、お互いの希望価格が合えば成立ですし、ズレがあればエージェントを通して交渉します。そこもエージェントの腕の見せどころです。日本とは全く違っていますよね。

メアリーの悩み

メアリーは彼氏のロメインと、ホテルのレストランで交際1年記念ディナーを楽しみます。ロメインとの結婚も考えているメアリーは、ロメインにこれからのことを話します。
とはいえ、まだ25歳のロメイン。メアリーは「遊び足りない?」と聞くと、ロメインは「うーん…少しね」と答えます。メアリーはちょっとビックリしてましたけど、まぁ普通はそうですよね。25歳の男が結婚ってあんまり考えるもんじゃないと思う…しかもまだ付き合って1年ですよ。
さらにメアリーは子供は欲しいかを聞きますが、ロメインは「今は欲しくない、希望は5年〜10年後くらいかな?」と。メアリーはもうすぐ38歳。アメリカ的リミットは40歳のようですけど、日本人からするとすでに厳しいのでは?と思ってしまった。というか、まだ欲しいの?!メアリーもう21歳の息子いるじゃん?年齢考えるともういいやってならない?と疑問が…。好きな人の子供が欲しいって気持ちは分かりますけどね。
何よりも、将来を真剣に考えていたのがメアリーだけで、ロメインはそこまで考えてなかったことにショックを受けたようです。

翌日、職場でメアリーはディナーの話をします。大親友のクリスティーンはフォローしますが…メアリーはついに泣いてしまいます。
結婚はもういいと思っていたのに、ロメインと出会いメアリーは本気で結婚したいと思うほど好きになっていたんですね。なのに、その彼との想いの温度差を知ってしまったら…それはつらいですよ。
クリスティーンが言っていたように、メアリーは好きになるととことんのめり込むタイプなんですね。熱中できるから仕事も本気になれる。それがメアリーのいいところなのかもしれません。

遠距離恋愛中のヘザーにも暗雲が…。
高級住宅を売ってジェイソンたちに評価されたいヘザー。リノベーションした物件のホームステージング(家具などを置いて生活感を出すこと)を行うことになり、担当者とミーティングすることになったのですが…その途中でニックから電話がかかってきます。
そこでニックから衝撃の報告が。なんと翌年からスウェーデンのチームに2年移籍することが決定。遠距離恋愛がつらくて、次はアメリカに帰ってほしかったヘザーにとっては、ショックだし落ち込みますよね…。

衝突寸前?のクリスティーンとヘザー

クリシェルとメアリーの合同誕生会を開いたオッペンハイム不動産のメンバー。アメリカ人はほんとパーティー好きなんですね。

メアリーがいないタイミングで、みんなはロメインに結婚の話を聞き出します。そこでロメインは「結婚は考えたことがある」と答えていました。本気ですかねー?
ロメインはメアリーに「あの話は誤解があった」と持ちかけます。メアリーは今の想いを伝えて、なんとなーくそれっぽーくまとまってキスして終わっちゃいましたけど…解決してるんですかね?お互い愛し合ってるからOK!ってこと?

あと経営者のブレットは、ヘザーの恋愛をあまりいいようには思っていないようです。ヘザーが遠距離恋愛に我慢できなくなり、ニックの元へ行ってしまうのが嫌みたいですね。クリスティーンいわく「ヘザーは有能でもないのに残したってねぇ…(笑)」みたいですけど。
クリスティーンに「友達じゃない」と言われたヘザーは、その言葉の理由を聞きます。どうやら、クリスティーンの顧客をヘザーが取ろうとしていたのが、クリスティーンを怒らせてしまったようです。同じ事務所のエージェントの顧客はさすがにマズイですねぇ。
クリスティーンはプロ失格!と怒りますが、ヘザーは私が先だったのかも?とか客が悪いのでは?とか言って引きません。これはクリスティーンがますますヘザー嫌いになるだけですよ。ヘザーにも言い分があるんでしょうが、こうなると本当は何があったかって突き止められないですね…。

翌日。カフェで会ったクリシェルとマヤは昨夜の話をします。マヤが昨夜うまくお酒を飲まないよう気を付けていたのは、実は妊娠の可能性があったからだと告白します。マヤは2度流産しているため、安定するまで誰かに言うのが不安だったようです。

クリスティーンはメアリーに、ヘザーとのことを話します。自分が注意したことで、ヘザーが傷付いてしまったことを気にするクリスティーン。「誰かに気を遣って何を話そうとかいちいち考えることがもう疲れた!私は好きに言わせてもらうわよ!」とクリスティーンは言ってましたけど、なんだかんだ翌日こうやって相手のことを人に話してるだけでも、結構優しくて気遣いできる人なんだろうなって思いました。
それでも、仕事にプライドを持って真剣にやらない(らしい)ヘザーについて、クリスティーンは尊敬できないと断言してました。やっぱり真面目にきっちりやることやる!って人じゃなきゃ、クリスティーンには好かれないみたいですねぇ。

ヘザーはクリスティーンに注意されたことを、実際そこまできちんと考え直したり落ち込んだりしてないような気が…。どちらかというと、クリスティーンよりヘザーのほうが気が強そうというか鈍感そうというか。案外クリスティーンが思ってるほどでもなく、ヘザーは「アタシにはアタシのやり方があるのよっ!」とか思いつつ翌日にはケロッとしてそうですけどねー。

SELLING SUNSET #2 の感想

うーん、やっぱり私は断然クリスティーンが一番好きですね!見た目もだけど、性格や考え方が厳しそうに見えて内側にはすごく優しい部分があるってのが良いです。
クリスティーンには友達として、メアリーの恋愛もしっかりサポートしてほしいなと思います。なんかロメインとの今後は微妙な気がしてならないので(笑)ロメインの言葉にショックを受けてたのに、誕生会ではなんか何事もなかったかのようになっちゃってましたし。あんまり詰めたくないってのもあるかもしれませんが。

クリスティーンが言うヘザーへの不満も分かるんですよねー。ヘザーは仕事でみんなを見返したい!って気持ちはあるようですが、私には仕事より彼氏って感じに見えました。仕事に対する意識の違いが、クリスティーン的には嫌に思うんでしょう。
それでも、ブレットか らニックのことについてアレコレ言われたときには、クリスティーンはヘザーの味方って言ってましたからね。コイツが嫌いだから全部ダメなんじゃなく、人の好きなところ嫌いなところを見てるところも、クリスティーンいいなーって思うんですよね。

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