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【Netflix】SELLING SUNSET #3 メアリーの婚約

ロメインの結婚に対する考え方の違いを知り、ショックを受けるメアリー。ヘザーもニックとの遠距離恋愛について思い悩みます。

予想外のできごと

誕生会の翌朝。メアリーはロメインから「君を愛してる」と指輪をプレゼントされます。ロメインからの予想外のプロポーズに、驚き喜ぶメアリー。そんな感じでまとまったんですねー。
ロメインもレストランでは何も考えずに発言してしまったんでしょうが、メアリーの姿を見たりしてしっかり考え直したんでしょう。ひとまずうまくいって良かったのかな?

ヘザーが担当する物件のホームステージングが完成!物件は5つの寝室、6つのバスルーム、広さは330平米。価格は約550万ドルで仲介手数料は18万ドル。売れたらみんなを見返せるチャンスです。
ところがステージングを任せていた人のアイデアで路線を変更され、想像とは(良くない方向に)違っていて、ヘザーは言葉を失ってしまいます。
本物の毛皮のラグ、謎の巨大胸像…白を基調としたシンプルなインテリアにしようと話していたはずなのに、勝手に「こっちのほうが新鮮でいいかと思ったのよ〜」なんて言われてしまい、インテリアではなくヘザーの頭が真っ白に。
ホームステージングのやり直しをするのに、追加で1週間はかかってしまうため、売り主にもボスにも責められてしまう…。ヘザーは大失敗してしまいました。

オッペンハイム不動産にきて、初めてのオープンハウスに挑むクリシェルはやる気満々。クリシェルもこの仕事をきっかけに、もっとたくさんの物件を任せてもらえたら…と思っているところ。
オープンハウスの物件は、4つの寝室、6つのバスルーム、広さ474平米。価格は340万ドルで、仲介手数料は17万ドルです。
お客さんが何組かやってきて、色々話しつつ希望を聞いたりしてできるだけ繋がりを広げようとするクリシェル。この物件も良かったですねー。テラスにプールと滝があり、窓を開けると水の音が。羨ましい限り。

偽物のダイヤ

会社に出勤したメアリーは、「今朝いいことがあって」とみんなに手を見せます。何回目かの婚約ではあったものの、メアリーにとってはロメインは特別な人で、しかもサプライズプロポーズだったので、本当に幸せに満ちてる状況のようです。

指輪の石はダイヤではなくモアサナイトというものでした。(ちなみにモアサナイトとは極めてダイヤに似た人工石らしいです。)ロメインはとにかくすぐ気持ちを伝えたくて、とりあえず偽物を渡したみたいですね。
ダビーナは「偽物もらって本心はどうなの?」と、なかなかノーデリカシーな質問をかましてましたが…ダビーナ的にはくれるなら本物じゃなきゃって考えなんですね。ヘザーは「お互い愛し合ってるなら本物かは問題じゃない」と注意してましたけどね。まぁそれは私も同意です。

ロメインは前からプロポーズしようと計画していたらしいですが…うーんどうですかね(笑)クリスティーンが言ってたように、メアリーの反応を見て「ヤベェ!」と思ったのは絶対ありますよねー(笑)
子供のことについてはとりあえず保留にしちゃったらしく。それを聞いてクリシェルは疑問に思ったんですね。ついこの前までロメインの発言で泣いてたのに?って。それはみんな思うことですよね。それで本当に大丈夫?となるのが普通ですよ。
まぁクリシェルの言うように、一度真正面からぶつかることできちんと確かめ合えることもありますし、雨降って地固まるってことで。
ちなみにメアリーはボスのジェイソンと4年前に付き合っていたんだとか。ジェイソンが将来をはっきりさせなかったので別れたようです。やっぱりメアリーは付き合う=結婚な一直線タイプみたいですね。

クリスティーンの恋愛事情

クリスティーンは高校時代の同級生・ジェイコブを4000万ドルの大豪邸に連れていきます。買ってくれればクリスティーンの大手柄になります。ジェイコブはハイテク業界で成功した富豪です。クリスティーンが買えるだろうと見込んだだけのお金持ちってことですもんね。

メアリーは顧客である俳優のテイ・ディグスと物件の内見へ。3つの寝室、3.5のバスルーム、広さ290平米。価格は360万ドルで、仲介手数料は11万ドル。テイが求めるニューヨークテイストの物件です。
中を見てテイはすぐに気に入ります。これは気に入るぞー!と思って実際内見してもらって、本当に満足してもらってさらに購入に繋がると、不動産という仕事のやりがいをすごく感じられそうですよね。

会社ではメアリー以外のメンバーがミーティング。内容はもちろんメアリーの婚約について。
クリスティーンは親友ゆえに心配が強く、ロメインが本当に結婚したいのか、なぜ結婚したいのかをはっきりさせたい。クリシェルは子供のことが気になるよう。そのときになったら考えると言っていたけど…メアリーはもう38歳。早く話し合うべきでは?とマヤ。

メアリーも帰ってきて、会社全体のミーティングがスタート。それぞれの仕事の進捗状況を報告します。ヘザーはホームステージングがうまくいかず、オープンが1週間遅れると伝えます。案の定ボスから責められるヘザー。でもクリシェルの顧客に条件があう人がいたので、完成次第内見することが決まります。いいチームプレイですね。
最後にメアリーの婚約パーティーの話。場所はジェイソンの家にすることに。元カレの自宅で婚約パーティーとか、ちょっと私には意味が分かりません…。

クリスティーンはジェイコブとディナーへ。誘われたときはあんまり乗り気に見えませんでしたが…。
この会話で明らかになったのは、実はクリスティーンは高校時代どちらかというとイケてないグループで、周りから意地悪されていたこと。見た目がゴージャスなので、学生時代もチアリーダータイプだったのかと思いましたが、実際はオタクっぽい友達ばっかりだったんですね。
女子の中ではダントツに高かった身長や、ブロンドのきれいな髪など、女子には嫉妬され男子にはからかわれていた過去がありました。学生時代、枠から外れた人と違うものをいじめるというのは、アメリカも日本も変わらないんですね。

人に流されない、自分らしく自然体でいたクリスティーンを、ジェイコブは昔から素敵だと思っていました。ジェイコブからアプローチを受けたクリスティーンですが、デートの誘いを嘘をついて断ってしまいました。変な断り方をしてしまい、クリスティーンは後悔しちゃったようですが。
クリスティーンは実は過去に3回婚約したことがあるものの、カトリックで離婚ができないため、結婚することができなかったんだとか。かなり慎重な性格なんですね。
ゴージャスで大胆そうな見た目に反して、クリスティーンの内面はとても繊細なのかなって感じました。クリシェルは選り好みしてるのでは?と語ってましたが、私はむしろ寄ってくる人が多いからかなり慎重にならざるを得ないんじゃないかと思います。

メアリー&ロメインの婚約パーティー

メアリーとロメインの婚約パーティー。職場のメンバーと頻繁に集まるってすごいですよね。少人数の会社ならではでしょうね。ボスもエージェントも、垣根なくみんな仲良くできるのは羨ましいです。

クリスティーンは気になっていた結婚の決め手についてロメインに聞きます。一緒に暮らしていくうちに、関係を先に進めたくなったと話してましたが…クリスティーンが言うように、メアリーに銃で脅されたってのもあながち間違いじゃなさそう(笑)前々から意識してたら、レストランであんなに曖昧なこと言わないと思うんですけどねぇ。

メアリーと元カレのジェイソンは共に育てている犬が数匹います。その親権?の話の流れから、ジェイソンと付き合っていたころの話になります。それを聞いてクリシェルはドン引き。私は元カレとあんなに仲良くできないわ!と。私もそっちのタイプなのでよく分かります。
クリシェルが気になっていたように、私もロメインがどう感じているのかがすごく気になりました。この会話自体が不快になりそうですよね。結局なんか微妙な空気になっちゃいましたし。

クリスティーンはお酒のせいもあって、メアリーにロメインのことで苦言を呈します。クリスティーンはメアリーとは大親友ですし、心配になるのは分かります。
メアリーは成功者だしロメインが本気か(下心がないか)をきちんと確認しておきたいクリスティーン。「婚約は急ぐべきじゃない、よく考えるべき」と、自分が思う心配事をメアリーに率直に伝えます。
これに対してメアリーは逆にイラついてしまい、二人が幸せだしだからいいの!ロメインは運命の人だから祝福してよ!と言い返します。さらには「クリスティーンは長らく恋してないじゃない!」とまで言ってしまう始末。
これに落胆したクリスティーンは、話し合いをやめて家を出ていってしまいます。恋愛に慎重で親友を思って助言したクリスティーン、幸せの絶頂で水を差されたくないメアリー。どちらの気持ちも分かるだけに、この衝突はなんとも心苦しいです…。

SELLING SUNSET #3 感想

クリスティーンが見た目とは違い、慎重で繊細な人間というのが分かりました。前回のときから、クリスティーンは実は優しい人!という感じがしていましたが。人に対する警戒心が強いようにも思います。クリスティーンと仲良くなるには2年かかるってマヤが言ってましたけど、それって信頼できる人間か見定めてるってことですもんね。

逆にメアリーはすごく大胆というか、人をすぐ信用しちゃうタイプなのかなーと。特にそれが愛する人の言葉なら、スーッと入ってきちゃうんでしょうね。信じなければ信じてもらえないし、ロメインを本気で愛しているから信じられるんでしょうが…あまりに盲目すぎて、こちらも心配になっちゃいますよ。
クリスティーンがメアリーに伝えた不安や疑問って、たぶんオッペンハイム不動産のメンバーや視聴者が思ってることですし。クリスティーンが言ったことは間違ってないんですが、ただ、間違ってないことを全部言っちゃうのが正しいのかは微妙です。
メアリーとロメインのように、メアリーとクリスティーンも思ったことを言い合って、また仲良しに戻れたらいいんですけどね。

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