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大学院に合格しました 〜調子に乗って試験対策などやってきたこと書いてく〜編

お久しぶりの投稿です

タイトルにある通りなんですが、NPコースのある大学院に合格しました。
最近TwitterのDMで相談が多くなった内容なので取り上げました。
合格したからこそ偉そうに言えますが、試験に向けて実践したこと等も書いていこうと思います。
言っておきますが、看護師としてはペーペーなのでこれ実践したからといって合格できるかは分かりかねます。「こういうやり方もあるんだ」と、これから大学院を受けようと思っている方に参考程度となれば…

★実践したこと★

大学院を受けるにあたっての準備期間は1年半〜2年くらいだったように思います。
明確に「ココ!」という大学院に絞ったのは7〜8ヶ月前くらいでしょうか。
受験される方の中にはもっと準備期間が短い方もいらっしゃったようですが。

1.色んな大学院の説明会に参加する

NPコースと一口にいっても大学院によって毛色が様々です。
クリティカルケア領域・プライマリケア領域がありますが、日本ではクリティカルケア領域のコースを取り扱う大学院が多いです。まずはそれらの領域を選択をするところからです。中にはクリティカル・プライマリケア両領域を担っている施設もあります。

そんで、授業の形式も考えたいところ。全日制か夜間か、などなどこの辺は働きながら通うか否かみたいな基準になります。

あとは大学院なので、自分がしたい研究ができそうか否か、というのも判断材料ですね
先生の執筆されている論文を読んだりしてました。
先生との相性は修学する上でかなり重要です。事前面談をしているところが大半かと思いますので大学院を絞ったら担当の先生にアポイントメントを取りましょう。
※お忙しい中時間を取って面談してくださるのでメールや連絡のマナーは重要!

などなど自分に合っているかをよく吟味することが必要になります。

2.SNSで修了生や現役生から情報を得る

大変便利な時代になりまして…ありがたいことにSNSで修了生や現役の学生さんからどんな働き方をしているか、修学中の過ごし方を聞くことができました。積極的に発信してくださる方もいます。
リアルな意見を聴くことで自分がどう働きたいかイメージできますし、入試の傾向なども聞くことができます。
さらに面接でも卒後はどうしたいか問われます。ぼんやりしているよりも具体的に言語化できた方が説得力がありますよね。

3.いろんな問題を解く

この辺はよくSNSで見かけるやつなんですが、医師国家試験のQBを解いたりしてました。科目試験がある所はコレやってる人多いかと思います。でも普段の臨床でも必要な知識があったりするのでやって損はなかったです。
3周くらいはしたかな?(頭に入っているかどうかは別として…)
中には領域問題も解いたりイヤーノート暗記する人もいたり…

他には…
・看護師国家試験のレビューブックの見直し
・大学院の過去問を解く
・アドバンスケアプランニング 事例集で介入例を考える
・プライマリケア看護学(JPCA監修)の項目ごとの巻末問題を解いてみる
・Common desease診療指針 読んでみる
・レントゲンやCTの読影の参考書 読んでみる

自分が勉強したい内容もちょこちょこ入ってますが…普段看護を行う上でも解くなり読むなりして損はなく、むしろ臨床にも活きてくる知識が多いと思います
大学院によって問題の傾向が変わってくるのでいろんな知識に触れることは重要と考えます。

4.試験2ヶ月前から小論文1テーマを毎日書く

小論文というものに関して苦手意識があったので克服すべく試験の2ヶ月前から集中して取り組みました。
テーマは看護系から一般の時事問題まで幅広く書きました。看護系大学院の過去問がネット上にはあったりするのでそこから拾ってきたり、小論文のテーマ集みたいな参考書を活用しました。
毎日1テーマ書くというノルマを設けて記述しました。
書いているうちに自分の中で「型」ができてくる実感があって、言語化する力も養われたような感覚があったので身になっていたと思います。
書いた文章は職場の先輩・上司に添削してもらいました。客観的視点は重要です。

5.TOEFLのリーディング対策問題を解く

大学院によっては英語が出題される所もあります。長文読解だと読み解く速さがものをいいます。そのため長文に慣れるためにTOEFLのリーディングレベルのものに触れておこうという魂胆です。元々英語はそんなに苦手ではなかったんですけど、対策問題が難しくって大変でした。
英語は今後も必要になってくるスキルなんだろうなあ…

「3.4.5」の項目ではiPadのGoodNotesに電子化した教科書や本を使用しました。どこでも勉強できてむっちゃくちゃ便利です!!!!!!

Goodnotes5

6.面接で聞かれるであろう項目をリストアップして自分の言葉としてまとめる

今までは「面接なんてぶっつけでどうにかなるわ!」って思ってたんですけど、浅い考えだと見抜かれかねないと危惧してちゃんと準備しました。参考にしたのはNPの大学院に進学された方のSNSやnote、生の声、病院採用でよく聞かれる面接内容を記載したものを参考にしながらリストアップしました。
実際の面接は非常に短い時間でしたが、いかに要点をまとめてわかりやすく相手に伝えられるかがポイントなのではなかろうか、と感じました

んで、面接で問われることを一覧にしたものをリストアップしてみました。
参考までにどうぞ。
結構な的中率だと思っています。

7.自分が仕事で大切にしていることやプロフェッショナリズムを言語化する

なぜNPを目指すに至ったか、という部分でも問われる内容です。
看護観という言葉で表現されることもあるでしょう(言葉としては好きじゃない人もいるかもしれませんが…)。ですが仕事上で大事にしている価値観を言語化しておくことは看護師としてどのように働いてきたかを評価される指標にもなりますし損はないはず。いわゆるプロフェッショナリズムみたいなものでしょうか。
看護師という根幹を担う所にもなるかと思うので言語化しておくに越したことはないでしょう。

8.他の人と問題やテーマを出し合う

自分が学んだ内容をアウトプットする意味でも重要になります。また、自分が触れてきていない問題に触れる機会にもなります。SNSで募りました。
情報共有をするのも良いですね。

★まとめ★

まだどこを受けるか確定していなければ、まず手をつけるのは手っ取り早い知識のインプットかと思います。
その中で情報収集をして自分の行きたい大学院を選んで、対策を練ると迷いなく実施していけます。

何度も言いますが、これらを実践したからといって合格できるかどうかはわかりません。しかし、臨床にも活かせるものが多いので損はないかと思います

上記以外で質問などあればTwitterのDMでどうぞ
事前面談で聞かれたことなど個別での対策も相談できることがあれば乗ります

https://mobile.twitter.com/yochan_desuyo

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