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好きなひとに嫌いと言いたい

とにかく出そうと思いながら、あれもこれもと思っている間にまた日は過ぎてる!すっかり読み専。なかなかの遅筆っぷりです。

会いたい人に心置きなく会えず困った世の中で、体温や息遣いも遠のいた日々を過ごしてますよね。なんとなくいろんな人と疎遠になっているなあと、ぼんやり考えていたとき、ふと気が付いたことを。

いろんな人に巡り合ってきて、ああ、好きだなあって思うひとがいます。

でもそういう人に限って、好きな気持ちと共に「ここさえなければ」と思うことも目に付くことがあります。嫌いなところがあるのに、なんで好きなんだろうっておかしく感じるけど、なぜかその人を嫌いになれないんです。
「好きなんだけど、そういうところは嫌い」なんて思う人の方が、なぜだか長い付き合いになります。

いくら時間をかけても、どちらかの感情しか湧かない相手は、さほど関心がないか、今の自身では相手を分かるだけの力量がないか。あとは、平常心じゃない時。どちらかの感情だけでしか相手をみられない時。例えば恋心や嫉妬なんてのもそうです。若い頃はこのマジックに振り回されて、それが運よくいいことにつながったこともあったけど。

好きなところも嫌いなところも、同じだけ言える間柄。その関係は簡単に培えるものではないけど、こんなご時世のせいで、今更ながらそんな関係が恋しくなってるのかもしれません。

目指すところは性別問わず「あなたのここ好きじゃないのよねえ」と、互いに笑いながら言える関係。多くなくていい。一生を終えるまでに、1人でも多くそんな人と、つながれる自分でありたいと思う、冬枯れ深い2月の夜です。


あ、締めに困る時は、季節感のある言葉を入れとけば、なんとなくまとまるもんですね(笑)

テクニカルなことを考えず、思うことをぼんやり書くのも楽しいなあ。少しずつですが書くことがまた楽しくなり始めてる。

ゆっくりですがまた来ます。

(好きなひとに嫌いと言いたい-Fin-)


読んでいただきありがとうございました。これをご縁に、あなたのところへも逢いに行きたいです。導かれるように。