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【朝ごはん亭/青菜ぱせり】を読んで。

最近、ピッコマで
【朝ごはん亭】という漫画を読んでいる。

はじめて表紙を見たときの感想は、
「深夜食堂のパクリやん」
というのが正直なもの。

でもなぜか気になって読んでみた。

結果、毎話泣いている自分がいる。

ちょっと毎回
感動ありすぎかとも思うが、
それでも泣いてしまう。

基本的には毎話、
朝ごはんを食べる習慣のない人が
朝ごはん亭のごはんを通して、
家族や同僚の愛と優しさに気付く話。

登場人物たちはみな素直で優しいが、
表情の変化や感情の高ぶりがあまりないため、
逆に感情移入しやすいのかもしれない。

朝ごはんを食べる習慣がなく
仕事がうまくいっていなかった人が、
朝ごはんを食べるようになって
評価されるようになるなど、
「んなアホな」
と感じる場面もたしかにあるが、
それでも実はそんなものなのかもしれない、
朝ごはんで変わるものもあるのかもしれない
と思えてくる。

正直、自分が子どものころの朝ごはんには
あまりいい思い出がない。

物心ついたころには
自分で朝ごはんを用意していた。

といっても、
トーストと目玉焼きくらいの
簡単なものだった。

当時は自分で
朝ごはんを用意することについて、
特に何も感じてはいなかった。

でもいま思えば、
寂しかったのかもしれない。

少なくとも自分の子どもたちには、
「朝ごはんに味噌汁を出そうかな」
と思えるほどには
素敵な漫画である。

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