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アーユルヴェーダの奇跡のオイル「ギー」について

ギーとは、バター中に含まれる水分やたんぱく質、不純物を取り除いた純粋な油で、健康・美容効果が高く、5000年もの歴史があるアーユルヴェーダで食べることはもちろん、ボディマッサージなど古くから慣れ親しまれています。アーユルヴェーダのトリートメントで、目の周りに土手を作ってギーを流し込んでいる写真を見たことがあるという方も多いかと思います。

ギーの栄養効果

ギーにはアンチエイジングや美肌、粘膜の健康に欠かせない「βカロチン」が含まれ、安定した脂質であり、必須脂肪酸が摂取できます。

記憶力、知力、精力や活力素、消化機能の向上、免疫力を上げ強い身体に。
関節の潤滑を与え、精神力を高め、神経を和らげ、血液の循環を良くし、バターのように血を詰まらせることはありません。
体内の脂肪の分解・燃焼を助けてくれる働きもあり、健康な体重の維持や、炎症を落ち着かせてくれます。
便秘が気になる方はホットミルクにプラスして飲むと便秘の解消にもなります。身体の中の老廃物をスムーズに体外へ排出してくれます。
消化機能が上がり、栄養素の吸収をサポートしくれます。

肌の状態が良くなり、顔色と声をよくするなど、本当に良いことばっかり!調理の際に使うだけでなく、用い方によっても、無数の効果を上げることができる最も優れているオイルといわれています。

また、身体の内側を潤し、身体を柔軟にしてくれるので、ヨガの生徒さんの中には、あと少し体の柔軟性をあげたいけどなかなかアーサナ(ポーズ)が深まらないというお悩みをお持ちの方は、身体の深層組織や関節の潤いが不足しているのかもしれません。
ギーには潤滑作用があるので、普段使う調理用のオイルをギーに代えてみると前屈がもう少し深く、捻りのポーズがより深く捻れるようになりますよ!

ギーの選び方

ギーは、健康食品店やオンラインでも購入できます。
まだギーを試したことがないという方は、市販のものを試してみるのも良いかと思います。

原料となる牛のミルクは、その牛が食べたものによって品質が異なります。ギーを選ぶ際に「グラスフェッド」と表示のされているギーがあります。このグラスフェッドとは、牧草のみ食べて飼育された牛のミルクから作られたものを指します。
牧草というのはたくさんの太陽の光を浴び、プラーナ(活力素)がたくさん含まれています。その牧草だけを食べた牛のミルクは同様にプラーナがたくさん含まれていると言われています。
これはギーの選び方だけではなく、食材選びに困ったときは、その食材にどれくらいプラーナが含まれているかを意識してみると良いでしょう。

また、日常的に摂り入れていきたいと感じたら、是非ご自身で作ってみてください。
市販品よりも安価に手に入れることができますし、新月や満月の日に作れば月の癒しのエネルギーをギーに入れることもできます。
何より、自分で作ったギーはとても美味しいです。

作り方は、こちらの記事で紹介していますので、参考になさってください!


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