家族が体調を崩してしまい、喉が痛いというのでトローチと飴を持って行った。あと固形のものが食べにくいから茶碗蒸しと小豆を煮て渡した。

普段から料理はするけど得意ではなくて、いろんなレシピサイトに助けてもらっている。今回も茶碗蒸しってどう作るのかわからず、一番簡単そうなレシピでトライした。

あっけなくできてしまって、そして想像以上においしくできて、やればできるじゃないか〜と自分の肩をポンポンしたくなった。なによりお腹があったまるから食べるだけで幸せになる。

どんなに身近な人でもカゼや病気を代わってあげられないので、もうやれることをやるしかない。あの人は何が好きだっけ？どうしたら喜ぶかな？って想像して動くしかない。

でもですね、料理は愛情いっぱいなのにお金がかからないのね。下手でも苦手でもいいから、なんとか助けになりたいという気持ち、それだけでいいのだなぁと。

そういう愛のエネルギーが満ちてくると、また他の誰かにおすそ分けしたりして、やさしさが巡っていくのかなと感じる。

まあ別に見返りは期待せず、今目の前のできごとに「私なら何ができる？」って聞いて、それをただやるだけなんだけど。

心を寄せるということに物やお金はあまり必要ない。茶碗蒸しには卵と出汁と少しの調味料でいい。愛はお金がかからないのだ。

立春とはいえ、雪も降り、外はいつも以上に冷えてます。皆さまも体調崩さぬよう用心してお過ごしください。