榎本美和子|YOGA SOLEIL

埼玉県川越市を中心にヨガレッスンをしています。ヨガと日常をつなぐ小さな気づきを発信しま…

榎本美和子|YOGA SOLEIL

埼玉県川越市を中心にヨガレッスンをしています。ヨガと日常をつなぐ小さな気づきを発信します。お教室の詳細はコチラからどうぞhttps://yogasoleil.fun

最近の記事

花散る姿も美しい

少し遅めのお花見。気候はやや肌寒く、もっと暖かい格好をしてくればよかったなぁとプルプル身を震わせながらいなり寿司をほおばる。花より団子。 幼稚園の入園式帰りのお子さんや、おめかししたワンちゃんを被写体に笑顔で写真を撮る人たちを眺める。 春は何だかみんなの笑顔がやさしい。キラキラと陽光が差すように輝いている。自然と自分も頬がゆるむ。 一昨日の雨にも耐え、薄いピンクの花を咲かせ、今年も満開の桜の姿を拝むことができた。空を覆うほどの花を見上げると、ただこうして目に映る桜を眺め

    • 水をあげ見守る

      少し放置していた庭の鉢植え。気づいたら窮屈そうに、そして元気よく枝葉を伸ばしていた。2種類を1つの鉢に植えていたので、どっちもグングン伸びて、どっちも狭そうにしていた。 空いた鉢に1つを引越し、広々とした場所を与えたら、何だか2つとものびのびゆったりしたように見える。 最近はあまり無理な手入れをしていない。以前は見栄えを気にして、しょっちゅう花を入れ替えていた。季節ごとに植え替えていて忙しかったが、今はわりとそのまんま。 昔植えた花の種がまた芽を出したりして、自由気まま

      • 感謝そして慈愛

        母のお墓参りに行った。「産んでくれてありがとう」と初めて言えた。それまでずっと、恨みと悔しさと分かり合えない辛さに覆われて苦しんでいた。もう亡くなってしまい直接感謝を伝えることはできないけど、魂はつながり声は届いている。そう思う。 父も墓参に来たようで、菊の花が供えられていた。私を育ててくれた両親に今は感謝の気持ちしかない。 心が荒み一人で苦しんでいた頃、私は私しか見ていなかった。周りで支えてくれる人、微笑みかけてくれる人、優しく手を差し伸べてくれる人がいたはずなのに、い

        • 自分にとってのちょうどいい探し

          今日から4月。 新しい環境で新しいスタートを切った方も多いですね。 皆さんのはじめの一歩、そして二歩、三歩、その先もフレフレー!と応援しております。笑 私も地域のイベントを終え、いつにない緊張感を約1ヶ月ほど感じながら日々を過ごしておりました。新しいことをするワクワクと、新しい人に出会うドキドキと、色んな感情が交じり合う新鮮なイベント期間でした。 すべてが終わった直後の感想としては、「自分にとって楽しく働ける範囲ってそんなに広くなくていいんだなぁ」といったものでした。

          いろんな人がいていいよね

          今月は、地域のイベントでヨガレッスンをしている。毎回初めまして、こんにちは。人見知りなんて言ってられないくらい、新しい方たちと出会っていて、一緒にヨガをできるのが嬉しいし楽しい。 私が伝えるヨガはとてもゆっくりしていて、経験者の方には物足りなく感じるかなといった内容。アンケートでもそんな言葉をいただいたし、自分でもそうだよねーって思う。 でも、相変わらずゆっくりやさしいヨガをしている。なんでだろう?と考えた。多少負荷がかかった方がヨガをやってる感じがするし、充実感でいっぱ

          いろんな人がいていいよね

          真っさらな自分になるために書く

          今月、いろんな仕事に首を突っ込んでしまい忙しくしている。 自分で計画したことなので自分の責任なんだけど、緊張が続いてお腹の調子が悪い。こんなところで心と体のつながりを知るとは、、、まあヨガ的には学びの一つでもある。 思考する頭も、動ける体も一つしかないので、目の前の仕事とじっくり向き合って一つ一つこなすしかない。楽しい反面、頭が忙しくて休息を求めていた。 そして、書く(キーボードを打つ)ことで、ただ今絶賛頭を休めている。数年前にモーニングジャーナルを習慣にしていたことを思

          真っさらな自分になるために書く

          ここからはじめる

          ヨガをしていると、自分がまわりの世界と一つになる感覚がある。 意識的にしていた呼吸が、まわりの波動(エネルギー)と共鳴していく。 自分もこの世界の一部だということを知る。 一部であり、一つである。 今はいろんなことを自分でやってみようと思っている。 ヨガを伝えること ヨガを学ぶこと 暮らすこと 生きること 食べること つくること 清浄を保つこと 余計なものを持たないこと

          愛はお金がかからない

          家族が体調を崩してしまい、喉が痛いというのでトローチと飴を持って行った。あと固形のものが食べにくいから茶碗蒸しと小豆を煮て渡した。 普段から料理はするけど得意ではなくて、いろんなレシピサイトに助けてもらっている。今回も茶碗蒸しってどう作るのかわからず、一番簡単そうなレシピでトライした。 あっけなくできてしまって、そして想像以上においしくできて、やればできるじゃないか〜と自分の肩をポンポンしたくなった。なによりお腹があったまるから食べるだけで幸せになる。 どんなに身近な人

          愛はお金がかからない

          足下を掃き清めたその先に

          駅へ向かう道すがら、近所のマンションの管理人さんを見かけると、マンションのエントランスを掃除していた。エントランスが終わった後、隣のアパート前もほうきで丁寧に掃きはじめ、更にその隣の民家の前も続けて掃いていた。もう一度言うと、彼はマンションの管理人さんだ。 役割にとらわれず掃除をする彼の姿に「利他の心」を感じた。誰も見ていない、誰も褒めない、それでも彼は二軒先の掃除を黙々とこなす。仕事のあり方を改めて考えさせられる光景だった。 仕事はいつだって誰かの役に立っている。けれど

          足下を掃き清めたその先に

          東洋医学からの学び

          年明け初めに買った本は『基本としくみがよくわかる東洋医学の教科書』(平馬直樹 著、ナツメ社 出版)。季節に合わせたヨガを学び、季節に合わせた養生を知っていくうちに、自然と東洋医学にたどり着きました。 ※ここでの東洋医学とは、主に中国医学を指しています ヨガのレッスンでは、よく「心と体はつながっている」という言葉を耳にしますが、西洋医学的なアプローチだけだと心と体が中々つながらないジレンマがありました。しかし、日本の四季に合わせてヨガポーズをすれば自然と季節に合った体に整って

          東洋医学からの学び

          自分の主治医は自分

          今年の仕事初めは高齢者会館でのイスヨガだった。 ある女性がご自分の右足を指差して、親指がよく動くようになったと教えてくれた。家でもよく動かしているようで、外反拇趾も良くなったと。 自分の体をよく見てあげて、動かしてあげたからこその結果だ。お礼を言われたけれど、私はたまたまキッカケを作ったに過ぎない。彼女が自分で実践したから変わったのだ。 いつも同じことを言っている。筋力も柔軟性も年齢に関係なく身につけられると。年齢のせいにして諦めてもいいけど、どうせなら少しずつ変えてい

          自分の主治医は自分

          私たちが生まれてきた理由

          毎日ヨガの時間を取り、自分の体と会話をしている。疲れがたまっている時こそ巡りの良くなる感覚が明瞭になる。疲労が流れて体の軽さが有難いと感じる。 非常に個人的な感覚だが、ヨガを続けているとこんな思いが湧き上がる。 ヨガで世界はやさしくなる ヨガで世界は平和になる ヨガで人々は幸せになる ヨガで人々は笑顔になる 朝目覚めてヨガの時間があること。昼頭を休めてヨガの時間に身を浸すこと。夜疲れた体を癒すヨガの時間があること。いつもそばにヨガがあり、私たちの味方でいてくれる。そんな

          私たちが生まれてきた理由

          西の黄昏空に祈る

          皆さんは冬の夕暮れ空を見ますか?最近の夕空は毎日が絵画のように美しく、日々変化するグラデーションの空を見ては溜め息が漏れます。キレイですよね。 今日は更に西へ向かって車を走らせていたので、夕暮れ空に浮かぶ雄大な富士山のシルエットも拝むことができました。 一日の中で意識的にやろうと心掛けていることの一つに、自然に触れることがあります。花に水をやる、空を見る、季節ごとの草花を愛でる、田畑や山を見る。 そうしていると、自然と自分が一体になっていく感覚を味わうことができます。

          お風呂が温かくて嬉しかった話

          今年の仕事納め、気が緩んだのか体調が急降下した。単純に暴食したせいもある。笑 不調な時ほど普段の生活の有り難さが身に染みる。そして、タイトルのお風呂の温かさがまさに身に染みて嬉しかったのだ。 ヨガを伝えるという職業柄、健康な生活をもちろん意識はするのだけど、やっぱり不規則なとこもまあまあある。朝が苦手だったり、食生活も不規則になりがち。 突然修行僧のようなカチッとした生活にはならなそうなので、徐々に変えていきたい。 できないことも、だらしないとこも、もちろんいっぱいあ

          お風呂が温かくて嬉しかった話

          やさしい人に囲まれてやさしくなっていく

          ヨガレッスンに通ってくださる生徒さんが、仏のようにやさしいです。いや、神かもしれない。笑 一応レッスンの立場上「先生」と呼ばれる身ですが、まぁ不足な点が多いのも実状です。先生と生徒とか、師匠と弟子とか、名前なんてどうでもいいんです。むしろ生徒さんこそ先生で、学びが多いと感じています。 今日もレッスンが終わってホッと一息ついてたら、「先生今年最後のレッスンですね、ありがとうございました!」と声をかけて頂きました。 あ〜そうだ〜!レッスンの最後に私から皆さんにご挨拶しなきゃ

          やさしい人に囲まれてやさしくなっていく

          欲張らず、一つずつやろう♪

          クリスマスが終わり、今度はお正月に向かってますね。んー日常がなんだか忙しない師走です。大掃除モードに入り、我が家も朝から腕まくり。 いつもなら、床も水廻りもクローゼットも…あれもこれも…全部やりたい!そんなスイッチが入ってしまうのですが、今年はなぜか焦る気持ちはなく、できそうなとこからこなしていきました。 自分のエネルギーを無駄使いせず、集中できるところにしっかりエネルギーを使うと決めれば、疲労しすぎることもなくなります。 マルチタスクやシングルタスクという言葉を聞いた

          欲張らず、一つずつやろう♪