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2024冬ドラマ評 運び屋と婚活と薬屋

今シーズンは不作だなあという印象です。

まず主演俳優で魅力的な人がいない。
全く個人的な見解ですが、例えば阿部サダヲなど、なぜちょくちょく映画の主役をやっているのか。別に人気があるわけではないでしょう。つまり、事務所のごり押し以外にあり得ないわけです。
そして木梨とか原田とかお笑い芸人。櫻井君などのアイドルの出がらし、大奥でも亀ピー。

その大奥の小柴風花など好きな女優なのですが、しかし、ドラマ自体に興味が持てない。このようなこともあります。俳優女優は好きなのだけれど、物語に興味が持てないとか。

そんなわけで今シーズン見ようと思ったのは二本。

「ハコビヤ」
田辺誠一と日向坂の影山優佳。
レストランを営む店主が、ときおり、届け物をして欲しいという人の依頼を受けるというもの。
依頼者はなぜそんなものを届けたいのか、お届け先が不明なこともある。このような謎を解いて行くという趣向の話。

私は田辺誠一は好きで、日向坂もテレビで見ていたので、見ることに。それに謎があるので。
ただ、回を追うごとにあまり面白くなくなった印象。8回で終わったということは打ち切りか。

どうやら原作ものではなく、脚本もののよう。
基盤のしっかりした原作を使った方がいいと私は思います。


昨今、原作を使ったドラマ問題があります。
「セクシー田中さん」の原作者が自殺した問題だ。作者は自分の意図したとおりにドラマが作られなかったこと、あるいはスタッフとの悶着、あるいはネット上の書き込みに失望したものと思われる。

言っておきますが、詳細はわかりません。
でも、概して、仕事上というより、人間関係、あるいは心無い書き込みがそんなことを誘発したのだと思います。
宝塚の件もそんな感じでしたから。(これも複雑で、校内のいじめ、過剰労働などもあったようだが)

~そんなことを考えるとツイッター=Xの衰退も必然かなと思われるのです。つまり、悪い思いが渦巻き、それを淘汰するために必然的にそうなったということ。


「婚活1000本ノック」
売れない官能小説家がイケメンと一夜を共にするが、そのイケメンはクズ男で殺されてしまう。
そして以来、人助けをしないと成仏できないと、遊びだった主人公の元に現れ、婚活を応援するというもの。

第一回で竹財輝之助がゲスト出演していたのですが、私的にはその回がピーク。好きな俳優の一人で今回は三枚目役が良かった。
その他、小池も悪くないけれど、ライバル作家の九元とか、女編集者が個性的でよかった。主人公の福田もまあまあ。

ドラマ全体としては途中だれたけれどまあまあかな。


「薬屋のひとりごと」
アニメ。
中国の話。薬屋の少女が宮廷に誘拐され、そこで下女として働く物語。
その少女は薬草の知識が豊富で、それ以上にさまざまなことを推理する能力をもっている。
その辺が少し探偵小説風でよい。

ただ、これも中盤ダレた感じ。

徐々に少女の出生の経緯の謎が紐解かれるが、おそらく原作はもっと長い話なのだろう。
宦官とされる若者の裏事情がまだ明かされていないから。

宦官~おそろしい習慣であるが、このような人は聖書にも描かれる。

こういう風習はなくなっている。こう考えると地球というものは、一応進化しているのだなと分かろうというものだ。
一進一退で、時に退化もするが、徐々に進歩して、野蛮な風習が淘汰されているのだということなのでしょう。



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