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2024年冬ドラマ評

冬ドラマが始まり、チェックしていますが、どうも見たいものがない。というか、通常運転ですが。
そもそも日本のドラマは1シーズンに1つあればいいと思っています。
それほど、全体的に質が低い。

大昔のドラマの再放送をしていてチラッと見て思ったのですが
日常の家庭ドラマをやっているわけです。しかし、そんなものを見て面白いのか? 私が「寅さん」を長らく見なかったのはそんな理由。日常をわざわざ見てもしようがない。なぜなら我々は日常を生きているのだから。

そして数十年経ってもやはり似たようなドラマが多い。
ドラマが始まってから全く緊張感がなく、無駄な時間が過ぎる。最近の人々が早送りで映画を見るというのも分る。
私は映画ファンで、往年の50年から60年代、70年80年くらいの映画の時代ものはよく見ていました。映画を尊重し、始まりからクレジットまできちんと見るという風に。特にヒッチコックなどは緻密に見ようとしました。

しかし現代は、作りがCGだらけで杜撰で、脚本も魅力ない。
ハリウッドもリメイクやシリーズばかりで新しいものを創出する力がない。

日本のドラマももっと小説を読む人が作らないといけない。
漫画原作ばかり。そして「脚本家先生」のものばかり。
漫画がなぜいけないのかというと、残忍性などを無責任に描くから。ストーリーも安易。安易に人の生き死にを描く。脚本家の本がいけないのは、書いたものがそのまま傑作とは限らないということ。駄作でもすぐにドラマ化される。
小説の場合、ストーリーの宝庫であり、ストーリーを選べる。そして漫画ほど無責任ではない。
そもそも脚本化する段階で換骨奪胎できる。

というわけで
日本のドラマに進歩がなく(かと言って異国のドラマがいいわけではない)、ハリウッドもつまらなくなり、
現代は転換期なのだと思います。

日本はかつて黒沢や小津、溝口など尊敬される監督が大勢いたのです。
しかし黒沢以降出ていない。
私が思うに最も才能のある監督はアニメ畑の宮崎。そして深海など良い才能をもっているなと感じさせます。
しかし実写で出ていない。それが日本全体をアニメの方に向かわせている要因なのかなとも思うわけです。
実写から「この人は」という人が出ると日本映画やドラマは活性化すると思います。

これはハリウッドでも同じ、スピルバーグやルーカスなどが現れたから活性化したけれど、後継者がいない。

と長くなりましたが

今期のドラマで私が見ることにしたのは
「ハコビヤ」と「婚活1000本ノック」です。
「めぐる未来」も面白そうなのだけれど、毎回人が死ぬシーンは見たくない。
「ハコビヤ」は依頼された荷物を届けるという話だけれど、謎を解く要素があるので見ようかなと。
「婚活」は死んだクズ恋人が女の婚活を幽霊になって応援するというもの。1時間ものだけれど長さを感じさせず、コミカルなので期待します。

あと
ジャニーズは排除されたものの、ジャニーくずれが結構出ていてうんざり。
病院もの学校ものは見たくない。つまらない日常ものも。
というわけであといくつ見られるものがあるか?


ココナラ
姓名判断

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