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不幸な出来事が起こるから探し始める本当の幸せ

毎年1月になると思い出すことがあります。

私にとって1月は離婚をした月で、確かコロナのパンデミックが始まった年(2020年)だったので、もう4年も経っていました。

40歳からの人生は私にとって、まさに人生のターニングポイントとなりました。

元妻が精神的に不安定になり別人のようになってしまったことに加えて、ほぼ同時期にDVで離婚していた姉が二人の子供を残して急死し、さらに子供達を引き取る事になった両親の不仲が顕在化し家庭内別居状態になりました。

離婚したときはまさに踏んだり蹴ったりの状態だったです。

こんなに辛い目に遭うために生まれてきたのだろうか?
幸せってなんだろう?
何のために生きているんだろう? 

と明かりの見えない暗闇の中を彷徨っているような日々でした。

それからしばらくすると私の心身に異変が起こり始めました。

・今まで好きだった海外ドラマや小説を読んでも全く面白いと感じない
・何をしても楽しいと感じなくなった
・それほどハードワークをしているわけではないのに、なぜか疲れやすい
・朝方やる気が出なくて、体が重くて起きられない

今では体調は落ち着いて元気なのですが、体調が悪かった時は脱皮をする前の脱げかけの古くて重たい体を引きずりながら動いているような感覚でした。

コロナで教室を閉められていた先生が、教室を再開されたのはまさにこういう時期でした。

グループレッスンを再開して数ヶ月経った時に、まだまだ体調は万全ではなかったのですが、何となく今後の人生の方向性が見えてきて先生に相談した時に、「あなたの中に二重性がある」と言われました。

まるで自分の中の天使と悪魔が綱引きをしているようで、理想はありながらも、心と体がついていっていなくてアンバランスな状態でした。

先生からご提案いただいた1ヶ月の集中個人指導を終えて迎えた2023年は、自分の中の悪魔(ネガティブで弱い自分)との戦いの日々でした。

ある時の個人指導で「夏になれば雑草や虫が出てくるように、光が増せば闇が出てくる」と言われたことがあるのですが、まさにそんな状況です。

どういうわけか、まるで自分を試されているかのように、自分の弱点が露呈される出来事ばかりが続け様に起きました。

忘れていた嫌な記憶や幼い頃のトラウマをなぜか思い出す日もありました。

自分の中にいる弱虫な部分が嫌で嫌でしょうがなくなりました。

自分の中の悪魔(弱虫君)に負けないための命綱は、この考えや反応は本当の自分ではないと見極めて、意志の力で勇気を出して行動していくことでした。

今ではネガティブで弱い自分や欠点がないのか?と言われるとそうではありません。

まだまだ自分の中に弱虫君はいますし、未熟者です。

ただ、弱虫君が出てきた時に自動的に反応するのではなく、コントロールできるようになってきたということです。

こうなると自分が人生の被害者ではなく、主体的に生きているという意識になります。

「生きづらさは進化の衝動・打撃」と言い、先生の著作に書かれています。

私にとっては「弱虫」という自分の限定を打ち破るために、辛い出来事(衝撃・打撃)が立て続けに起ったのだと思います。

この時期を一人で乗り越えるのは難しく、先生という存在に出会っていなければ、自分はどうなっていただろうと思います。

今苦難の真っ只中にいる方ほど、先生の著作である覚醒のヨーガを手に取って読んでいただきたいです。






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