やらないといけないと頭で分かっていても、だるい、面倒くさいって考えてしまうと、ますます面倒くさくなって、体も動かなくなり、何もしたくなくなる事ってありませんか？

これは心と体が繋がっているために起こる現象です。

私たちの意識は簡単にその時考えていること、感じていることと同一化するので、面倒くさいという感情を感じると、何かやろうとする気力を失って、面倒くさくて何もやりたくない人になってしまいます。

私たちの人格は思考、感情、肉体のセットで動いています。

これは本来、思考→感情→肉体の順番で働かせないといけないそうです。

でも私たちは情緒（感情）のほうが先に働くため、面倒くさいという感情が先に出てきて、体もその感情のエネルギーに合わせて自動的に活力を失って、その状態を認識するために、思考を使ってしまっているそうです。

この状態を乗り越えるために、私の通っているヨーガ教室のレッスンでは体を使ってシミュレーションします。

・腕を上げようと頭で考える
・脳から腕を動かすという指示を出す
・腕を動かす

魂と繋がって人格を魂の道具として使えるようにする前に、思考、感情、肉体を自分の意志でセットで使えるようにする必要があります。

これは訓練すれば誰でもできるようになりますし、セルフコントロールの練習でもあります。

魂と繋がる前に、まずは自分の装備（思考、感情、肉体）を統一して使えるように日々訓練することが大事です。

ヨーガの教室でやっていることはシミュレーションです。

日常生活で使ってこそ教室での練習が活かされます。