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④ヨガの練習を再開

手術から3週間、抜糸から1週間。 もうそろそろいいだろう。

今朝からアーサナ(ヨガのポーズ)の練習を再開することにした。

手術後もプラナヤマ(呼吸)やナウリ(腹直筋を使う呼吸法)を時々やっていたけれども、アーサナの練習は3週間ぶり。 うれしくなる。

3年前にヨガを始めてから、こんなに時間を空けての練習は初めて。

体がどんなふうに反応するか楽しみ。


開始の祈りをする。胸の前で合掌して、

Asato ma sadgamaya (虚から真理へお導きください)

Tamaso ma jyotirgamaya (闇から光へお導きください)

Mrtyor  ma mrtamtangamaya (死から永生へお導きください)

OM shanti shanti shantih (私自身へ安らぎを、あなたにも安らぎを、そして世界へ安らぎを)

まず、クリヤ(浄化)から始める。

Mukha Dhouti 、Agni Sara、ナウリをして内蔵を動かす。

これらをすると体の内側から温まるので、朝の練習の前には必ずしている。 それにお通じも良くなるしね。

次は、関節のウォームアップ。 体の下方から始める。

右足の指を動かす、その後左足。 右足首を回す、そして左足首。 右膝を回す、そして左膝・・・

ゆっくり30分ほどかけて、関節を温める。ウォームアップの最後はVyaghra Shwasa  虎の呼吸法(猫のポーズ)で背骨をゆるめる。


次は、久しぶりの太陽礼拝(ハタヨガ、クラシック版)をする。

全身の筋肉を使うのは3週間ぶりなので、ちょっときつく感じる。

特に、Dwi-Pada Prasaranasana(板のポーズ)とBhujangasana(コブラのポーズ)がきつい。腰回りも多少硬く感じる。

太陽礼拝を左右6セットした後、Padangusathasana(親指を掴んで前屈), Padahastasana(手のひらを足裏に入れて前屈), Virkshasana(木のポーズ), Garudasana(鷲のポーズ)をしてみる。

木のポーズでは、結構左腕も上がるではないか!

Shitari Tadasana(足を肩幅に広げて、手を後ろにしてリラックスポーズ)をして、全体の体の変化を確認する。 

最後は、Shavasana(屍のポーズ)で体全体の力を抜いてリラックス。これが一番難しい。

痛みはどこにも感じない。痛み止めの薬なども飲んでいないので、奇跡!

手術前から、多少の不便は覚悟していたけれど、何も後遺症は感じない。

ポール先生に改めて感謝!

上半身の筋肉は少し弱っているが、三週間のブランクの割には悪くない。

むしろ体が軽くなっているような気がする。 

左脇の下の腫瘍がもうないからか?

座り直して、終了の祈り。

アーサナ練習後のプラナヤマ(Nadi Shuddhi)は3回だけにした。

今朝はこれくらいで終了。調子に乗ってやり過ぎないように気をつけよう。

外出してウォーキングをしながら、朝日を見たい。

ウォーキングはずっと術後も続けていたので、下半身は弱っていないはず。

・・・

歩き始めて、すぐに気がついた。

おっ〜、あばら骨あたりの筋肉が筋肉痛になっている!

手術の縫合跡が開かないように、左上半身はなるべく動かさないようにしなさいとポール先生からいわれたていたので、上半身は運動不足だったようだ。

太陽礼拝5番目の板のポーズと7番目のコブラのポーズが効いたかもしれない。

3週間なにもしないと、筋肉も少しレイジーになるようだ。 

久しぶりに初心者の新鮮な気持ちに戻った。

明日から、また初心者として練習を始めよう。

朝の太陽をいっぱい浴びながら、あばら骨に筋肉痛を感じる、でも気持ちのいい痛み。

ヨガの練習ができてうれしい、生きててよかった!

(つづく)


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