クレイシ・ヨーイン

元・保育士。双極性障害により現在休養中。 「うつ病専業主夫日記」ほぼ毎日投稿中。 仕事…

クレイシ・ヨーイン

元・保育士。双極性障害により現在休養中。 「うつ病専業主夫日記」ほぼ毎日投稿中。 仕事が見つからなかったらどうしようと悩む日々。けれど、noteの中だけはポジティブに行こうと思っています。 WEBマーケティング、シナリオライティング、起業に興味あり。

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  • うつ病専業主夫日記

    うつ病として、仕事を失い、専業主夫として生きている僕の日記です。

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うつになり、専業主夫として生きる。

◆精神病棟から出ると、そこは異次元だった。 うつ病という病気は、思っていたよりもキツかった。 もうだめだと思い、宮ケ瀬湖まで行って飛び降りようとしていたが、怖くて死ねなかった。結局、のこのこと帰って来てしまう。  家族総出で今後のことを話し合おうとした矢先、当たり屋のおっさんにいちゃもんをつけられて、怒りを爆発させてしまい、そのまま精神病棟にぶち込まれることになった。今でも、あのおっさんのことを思い出すと腹が立つし、怖い。その話は、また今度。  精神病棟は、暇で苦しかった

    • 躁鬱病の僕の今後の仕事について

      おひさしぶりです。  多くの方からいいねを頂き、とても嬉しかったです。 こんな私の文章でも、気に留めてくれることが嬉しくて、再び筆をとった次第ですが、いかんせん体調が良くないことが多く、今もそこまで体調はよくありません。けれど、何かを発信したいという気持ちから、なんとか執筆にいたります。 今日は、これからの仕事について少し今考えていることをまとめたいとおもっています。 ◆今後の仕事案:保育士に戻る これが一番手っ取り早い案です。 僕は6年ほど保育士をしていました。しかし

      • 双極性専業主夫日記~眠れない夜に~

        ◆タイトルを変える連続して続いた日記も、一度記録を絶ち、タイトルを変更しました。 調べれば調べるほど、うつ病と双極性障害は違うことがわかり、タイトルも変えた方がいいと思いました。 少しづつ、いろんな方に読んでもらえて、とても嬉しく感じております。 つたない文章ではありますが、これからもよろしくお願いします。 さて、今私の身体を蝕んでいる病気のことでしたね。 うつ病とは、似て非なる病気。それは、双極性障害です。 双極性障害。 いわゆる躁鬱病と呼ばれるこの病気。テンションが

        • うつ病専業主夫日記⑬~うそ情報に惑わされる~

          ◆万能じゃないyoutube就労移行支援の施設に体験に行った後、電車の中でyoutubeを見ていました。 精神科医の人の話を聞いて、自分の中での知識にしようと思ったのですが、その中でただネガティブな情報を垂れ流すだけの動画がありました。 (URLを張りたいのですが、ただ不快なだけなので割愛します) 白衣を来た人間が、それらしいことを淡々と言っていくので、あたかも精神科医の人の動画かと思いきや、なんと精神科医を装ったいわゆる”ネタ動画”だったわけです。 これは…ただネガ

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        • うつ病専業主夫日記
          13本

        記事

          うつ病専業主夫日記⑫~働けない焦燥感との戦いは続く~

          ◆病院に行って来た久しぶりの病院。言いたいことは全て言って来た。 だが、働くためにはまだまだ時間がかかるという。まぁ、自分自身でも、まだ働くには時間はかかるだろうなとは思っていた。きっと、また始めたところで、うまくいかないだろう。 だが、そうはわかっていても、焦る。 専業主夫として、家に戻ったら家事をしていたが、なんとも言えない焦燥感にあおられて、ソワソワしてしまう。 今日と言う一日は、実に長い。 これからも、この焦りに囚われて生きていくのか。怖い。 ◆双極性障害につい

          うつ病専業主夫日記⑫~働けない焦燥感との戦いは続く~

          うつ病専業主夫日記⑪~明日は病院~

          ◆何をどういえばいいか、わからない明日は病院だ。2週間ぶりの心療内科。 体調は正直に言うと、しばらくの間はかなりきつかった。けれど、全くダメなわけでもなく、今はいたって調子がいい。 そのことを素直に言うべきなのだろうか。 今は、とにかく働きたい一心である。そのことを言うと「焦っている」という診断をされて、また何かアクションを起こすことを拒まれてしまうかもしれない。 正直に言うのが一番なのだが・・・ 今日は夜、明日何を言うかをきちんと考えて診察を迎えよう。 そんな風に思うク

          うつ病専業主夫日記⑪~明日は病院~

          うつ病専業主夫日記⑩~実家の安心感と町中華~

          ◆実家に行く 今日は妻が仕事。なので、実家に子どもと一緒に行くことに。  母や父は鬱に理解があり、非常によくしてくれます。  子どもが寝てから「何か食べておいで」と言ってもらい、たまたま一緒に来ていた妹と一緒に近くの街中華に。  これがまた美味しかった。  今日は調子がよく、心穏やかに過ごすことが出来たので、非常によい一日だった。  妹もよく話を聞いてくれて、ありがたい限りでした。  こうして私の身のことを案じてくれる人がいるだけで、自分と言う人間はいかに恵まれているか

          うつ病専業主夫日記⑩~実家の安心感と町中華~

          うつ病専業主夫日記⑨~副作用と子育て ジッとしてられないくやしさ~

          ◆ソワソワと戦う。 私の病気はうつ病とは言っているが、厳密には双極性障害と言われるもの。元気いっぱいの時があれば、鬱々とした日々が続くなど、躁と鬱を繰り返すような病気だ。  その病気の薬は、アリピプラゾールって言う。  その副作用が、怖い。  この副作用のことをアカシジアと呼ぶらしい。  ソワソワとしてしまい、何をするにもジッとしていられなくなる。丸一日、ソワソワを抱えながら生きているのだが、それがまたしんどい  なにせ、子育ての大半が待つことや、見守ることだからであ

          うつ病専業主夫日記⑨~副作用と子育て ジッとしてられないくやしさ~

          うつ病専業主夫日記⑧~なんの仕事なら働けるのか~

          ◆世界から取り残されているような感覚 妻が帰って来てからは、心地よい空間で過ごしてもらいたいという気持ちで、家事や掃除をしている。  掃き掃除、拭き掃除… 物はぐちゃぐちゃだが、少しでも見栄えのいいように片づける。  ふうと疲れて、インスタやnoteやyoutubeを見ると、そこにはバリバリ働いている人の姿が映っていたりする。  ああ、自分もこの人たちのように、バリバリ働けたら、こんな気持ちにならずに済んだのになぁと、思ってしまう。  まるで、世界から取り残されている

          うつ病専業主夫日記⑧~なんの仕事なら働けるのか~

          うつ病専業主夫日記⑦~天罰なんてないと思った話~

          ◆いじめっ子の年収は高かった 皆さん、天罰ってあると思いますか?  僕はあると思っていました。けれど、実際の所、天罰なんてないんじゃないかと思ってしまう今日この頃です。  高校の時に、いじめの限りを尽くしていた I 君のフェイスブックのページがたまたま(本当にたまたま)見つかり、よせばいいのにそのままページを見てしまったのです。  現在は保険会社に勤めているようで、調べてみるとそれなりに裕福な生活を過ごしているようで、いい車にいい家と、それは豪華な暮らしをしているようです

          うつ病専業主夫日記⑦~天罰なんてないと思った話~

          うつ病専業主夫日記⑥~怒り・イライラとの戦い~

          ◆午前3時 大泣きの息子 まだ外は真っ暗だった。  すやすやと眠る子どものそばで、私も妻もゆっくりと休んでいた。  しかし、午前3時を過ぎたあたり、暗闇の中で叫ぶ息子の声で我々夫婦は、起こされた。  何が理由かわからないが、ものすごい泣き方だ。どうにか彼を寝かそうと努力したが、うまくいかない。  息子は大きな声で、ただただ暴れている。  妻はまだ寝ていたいようだった。それも当然、今日も妻は仕事である。仕事に行く人間のことを最優先に考えて、「君は先に休んでいて」と寝室から

          うつ病専業主夫日記⑥~怒り・イライラとの戦い~

          うつ病専業主夫日記⑤~なんだか調子がよくない。そんな日であってもいい~

          ◆体調がよくない 家事をやらなければいけないのに、身体が動かない。  やらなければいけないことに手が出ない。  今日は、気持ちも沈んでそんな一日だった。  しばらく体調がよかったこともあり、嫌なことが頭から離れずに少々体力を削られていたので、しかたないだろう。  だが、いい気持ちはしない。  今日という日を無駄にしてしまったような焦燥感に襲われる。何かをしなくてはいけない。そんな気持ちが沸き立つ一日だった。 ◆何もしないという難しさ 発達障害でありながら、数々の本を著

          うつ病専業主夫日記⑤~なんだか調子がよくない。そんな日であってもいい~

          嫌な奴のことが頭から離れないので、忘れ方を調べてみた。

          ◆嫌な奴の顔が頭から離れない!忘れられない!  違うことを考えようとしても、あいつ等の顔が脳裏から離れない。  私自身の体調が悪いこともあるが、ここ最近嫌な奴のことが頭から離れない。  ちょこんと車に当たって、私の母に暴言を吐いてきた当たり屋のおじさん。  人の悪口が大好きで、いっつも嫌味ばかりいう友人。  そして、中学の頃に威張り散らしていたいじめっ子君。  そいつらのことが頭から離れないので、自分のメモのような気持ちで嫌な奴の忘れ方を少し調べてみた。 ◆それな

          嫌な奴のことが頭から離れないので、忘れ方を調べてみた。

          うつ病専業主夫日記④~苦しさの裏側にあることに目を向けて~

          ◆治まらない焦燥感と、幻想。  働きたい。   働いている時は「働きたくない」と思うのに。  今こうしてうつを抱えて専業主夫をしていると、ふと頭の中に飛び込んでくる。働きたい、働いて普通の人生を再び送りたい。そう思う。  家のことをやっていることで、妻は「助かっている」と言ってくれるが、焦燥感にあおられてどうにもならなくなる。  また、昔から嫌いだった人が頭の中に出て来て、みんなで自分のことを馬鹿にしているような妄想に囚われてしまう。ただの幻想だっていうことは、すで

          うつ病専業主夫日記④~苦しさの裏側にあることに目を向けて~

          うつ病専業主夫日記③~敵などいない。敵は自分~

          ◆襲い掛かって来る不安 妻とのデートは無事に終えることが出来た。  しかし、体調が悪化したこともあり、帰宅後はしばらく心が悲鳴を上げて、不安と恐怖に襲われた。  社会復帰出来ないかもしれない。  子どものことをきちんと育てられないかもしれない。  そんな思いが募り、息が出来なくなる。少し無理をしすぎたようだ。  こんな状況になると、私の脳裏には今まで会った”嫌な奴”が総動員で現れる。そして、私に声をかけてくるのだ。  「子どもが出来たくせに、頑張れないってどういうこと

          うつ病専業主夫日記③~敵などいない。敵は自分~

          うつ病専業主夫日記②~うつのくせに遊べるのはなぜと言われても…~

          ◆今日は妻とデート。うつなのに、デート。 なんかの景品で、1万円分の商品券を頂きました。  この景品の使用期限が近づいてきたので、今日は子どもを祖母に預けて買い物に出かけることに。  前々からその約束をしていたので、楽しみにしていました。  子どもの熱もすっかり下がり、後は買い物に出かけるのみ。そんな中、祖母にぼそっと言われた言葉が心から離れずにいました。  「うつなのに、遊びには出かけられるのね」  これは、もう何年も前からうつを患う人の中でも、1,2を争う問題なの

          うつ病専業主夫日記②~うつのくせに遊べるのはなぜと言われても…~