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数字苦手の酷さとお祝いケーキ

10月はおめでたい事が三つもある
お祝い月間である

だが
毎年忘れる

30歳を過ぎてから自分の年齢を忘れ
誕生日までは書けるのだが
いざ年齢の欄になると
あれ?今年で何歳だったっけ…??
ふざけておらず大真面目に忘れている

しかも記念日すらうろ覚えだ

毎年
あれ?何日だっけ?何年経つっけ??

夫は私がどれだけ数字が苦手か分かっているので動じない
助かる
いやもしかしたらもしかしていつかのある日に諦めたのかも知れない

むかーし昔に記念日を大切にするひとと大喧嘩になった事がある
苦し紛れに放った言葉は
「そんな数回の記念日より日々のが何万倍も大事だし!!!」
苦し紛れと言えどなかなか良い事言ってる
日々も大事
しかし記念日も大事なのであろう
覚えられずすまぬ

数字どれだけ苦手か
簡単な二桁の引き算ですら間違える
しかも独特の計算方法で二桁以上は二桁に直し引いて足して足す
なんのこっちゃ
足し算はギリ大丈夫
掛け算もギリ大丈夫
割り算は掛け算に直さないと計算出来ない
割り算を掛け算に直して計算する方法は
知能検査で大絶賛してもらった(先生優しかった)
分数と小数点は最早意味が分からない

だがしかし
数字に苦戦したものの生きてます
よくまぁレジやら仕事やらなんとかしてきたものである

計算も危うい記念日も年齢すら忘れるけど
ちゃっかりホールのケーキは美味しく頂く


一度でいいから試してみて欲しいのが
ケーキ好きな方にホール丸ごと食べ
切ったりせずにホールに直接フォークで切り崩しながら頂く
見た目とかでなくこれがなんとまぁ幸せの極み

五人家族だったので
ホールケーキのカットは大問題だった
母がなんとか等分になる様
ホールを五つに切り分けて
全員で上から横から眺めて
祝われるひとが一番に
そして若い順から大きそうなカットを選ぶ
皆真剣である

そして
ホールは丸ごと頂く様になった
大号泣からの満面の笑顔でホールケーキ
懐かしいね!
今年のホールどうしようか?

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