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実際に「採る」紅葉狩りから「撮る」紅葉狩りへ

今日は近所の公園へ散歩がてら紅葉狩りへ。
紅葉狩りは平安貴族が野山や渓谷へ紅葉を求め赴き、実際に枝や葉を採取して手にとって鑑賞していたという説もあるようです。
現代でそれをやってしまってはマナー違反ですので、カメラで「撮る」紅葉狩りを楽しんできました。

場所は幼少期から行っている地元の公園

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西岡公園、または西岡水源地と呼ばれるこの公園は、私が4歳くらいに初めて父と祖父に連れられて訪れた公園です。
野鳥や小動物がたくさんいて、たま〜にキャンプ場の方で熊の目撃情報が出る、そんな自然に溢れた素晴らしい公園に、いまだに散歩をするためにたまに行っています。
遊歩道が整備されているので気軽にハイキングを楽しめ、地元の人たちの憩いの場にもなっています。

紅葉の時期になれば、北海道特有とも言える黄色の紅葉が至る所に広がり、散歩の時間を更に楽しくさせてくれます。


でも、肝心の池と給水塔が望める遊歩道は工事中のためお預け。

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この場所は夏になると蛍をみることができる、そんなスポットでもあります。
仕方ないので、見晴らし広場にある良さげなところに行くことにします。

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広場へ行くまでの遊歩道も美しく色づいています。

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対岸の紅葉も良い感じになっていますね。
黄色に混じる赤が良いアクセントに。
白樺の紅葉も北海道らしくて良き。


遊歩道を10分弱ほど歩いて、広場に到着。
ここは風景写真を撮り始めてから、良い時期の良い時間帯になかなか巡り合うことができなかった場所なのですが、今日は良い写真が撮れました。

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現地を実際に見てみるとなんの変哲もない草原に気が生えているだけの場所なのですが、望遠レンズで切り抜いたら絶対に良くなるとイメトレだけはしていました。
その甲斐あってか、自分の好きな感じの写真が撮れました。
これが撮れただけでも今日も散歩は最高に有意義な時間になりました。

ちなみに今日の散歩の相棒はSONY α7R4に、TAMRON様からお借りしている70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD (Model A047)を装着しています。

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三脚にこのセットをくっつけて必要なさそうな時は手持ちにして、F16まで絞ったりする時は三脚を使ってと臨機応変に撮影。
いくら軽いとはいえF16まで絞ると300mmでシャッタースピードが1/15まで遅くなってしまうこともあるので、全て手持ちとはいきませんね。
6100万画素は微ブレを絶対に許してはくれません。

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300mmまで伸ばすと、そこそこな長さになるのですが、レンズ自体が軽いので三脚座がなくても問題無く撮影ができました。

良い写真が撮れたと満足して駐車場へ向かいますが、もう少しだけ何か撮れないかと思って、三脚を車に置いて再度別のスポットへ。

望遠域を使って本来の目的である、紅葉狩りへ。
全体を撮るのではなく、クローズアップして枝葉を撮影、「撮る」紅葉狩りをすべく光の良い場所を求めて彷徨うことに。

するとすぐに良い光に照らされている木々を発見し、今度は手持ちで軽快に撮影していきます。

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黄色いもみじも良き。

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逆光に強いレンズなので大胆に太陽を画角内に入れて。

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定番のイチョウもだいぶ良い色になっていました。
200mm〜300mmで背景が暗くなる場所を選び、光の当たっている枝葉にピントを合わせることで、グッと雰囲気のある写真が撮れますね。

北海道の紅葉もだいぶ平地まで降りてきて、そろそろシーズン真っ盛りに突入です。
場所によってはもう終わってしまったところもあるかもしれませんが、今度はカラマツの紅葉が始まります。
カラマツの紅葉も非常に美しいので、2度美味しい北海道の紅葉を楽しみたいと思います。


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