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役職は全て「立候補」!ヤッホーブルーイングの”ディレクター立候補制度”ってホントなの!?

みなさんこんにちは。
ヤッホーブルーイングの、うえぴ(弊社ニックネーム)です。
普段はモチベーションブルワーズ(採用・人材開発ユニット)で働いています。

(左から、うえぴ、ポスポス、ぽむ。苦笑いのようですが心からの笑顔です)

【自己紹介】
うえぴ(弊社ニックネーム)。埼玉県出身。さつまいもとエビが大好き。
普段はモチベーションブルワーズ(採用・人材開発ユニット)で働いています。

ヤッホーブルーイングは、「ビールに味を!人生に幸せを!」をミッションに掲げ、“よなよなエール”をはじめとした様々なクラフトビールを製造販売している会社です。

今日は皆さんに、ヤッホーブルーイングならでは(?)の制度、その名も”ディレクター立候補制度”を紹介していきたいと思います!

1.ヤッホーブルーイングの文化「フラット組織」

ディレクター立候補制度のお話に入る前に、まず私たちの会社の文化についてお話していきたいと思います。(ここが結構重要ポイントです)

私たちヤッホーブルーイングは、年齢や役職に関係なく双方向のコミュニケーションができる、フラットな組織文化。

そのため、
入社年次が自分よりも長いから、社会人経験が自分よりも長いから、
「先輩(や上司)がこう言ったから、絶対こうしないと……!」
とか
「言いたいことはごまんとあるけど、目上の人には言えない……。」
なんてことはないんです。(もちろん、同僚への敬意は基本としてあります!)

(ヤッホーブルーイングのコミュニケーションマップ)

上の図にもあるように、「ニックネーム制度」といった軽いものも含めた様々なコミュニケーション施策や仕組みがあるのですが、実はこの「ディレクター立候補制度(=管理職登用制度)」もフラットな組織文化を支える仕組みの1つなんです。

2.役職の階層はたったの4つ!

さて、私たちの会社の基盤となる部分を知っていただいたということで、もう少し踏み込んでお次は役職の”階層”のお話。

ヤッホーブルーイングの役職の階層は

・社長
・部門ディレクター(GD)
・ユニットディレクター(UD)
・プレイヤー

の4つからなります。このうちディレクターである

・部門ディレクター(GD)
・ユニットディレクター(UD)

は、全て立候補によって決まるのです。
トップダウン組織のように任命されるのではなく、自ら考え「立候補」するのです。

3.ディレクター立候補制度

さて、では次に本題の”ディレクター立候補制度”についてお話していきます。

年に一度(9月頃)、ディレクターになりたい人が自ら手を上げ、自分がディレクターになった際のユニット戦略や作りたいチームについて、全スタッフ約200名の前(!)で発表してもらう、ディレクター立候補プレゼン大会が実施されます。

(立候補者のプレゼンを聴くスタッフの様子)

スタッフは、立候補者のプレゼンを聴き、アンケートに回答します。

そのアンケート結果等に基づき選出をするため、
立候補する側だけでなく、プレゼンを聴く側のスタッフも大事な役割を担っていますし、スタッフ全員が全社の戦略や人事を自分事として考えられる重要な場となっています。

(オンラインプレゼンの様子)

ではなぜディレクターを選出するという超重要な事を、このような方法で決めているのか?

これには、3つの目的があるんです。

①「人事を他人事にしない」

立候補者の評価にスタッフが関わることで、ディレクターの選出を自分事とし、組織人事への納得感を高めることができます。
また、前述の通り、プレゼンを視聴する側にとっても会社の将来を考える機会となり、視野が広がり、さらに視座も高まります。

ヤッホーブルーイングはチームで働くことを大切にしており、チームとしての実行力を高めるためにも、スタッフ全員が組織人事に関わるようにしています。

②「出る杭は伸ばす」

私たちは、本人の持っている変革への情熱や自主性を尊重し、「自ら考えて行動する」組織文化(ガッホー文化)を大切にしています。

自ら戦略を考えスタッフの前でプレゼンすることを通じて、立候補者にとっての大きな成長機会になっています。

③「イノベーションの誕生機会」

3つ目は、イノベーションの誕生機会の創出という考え方。

ディレクター立候補プレゼンの内容は自由です。自由にビジネスプランを考えて発表することができるため、その中から新しい発想が生まれ、イノベーションが生まれる確率も高まると考えています。

以上の3つがディレクター立候補制度の目的です。

4.選出の方法って?

では、具体的にはどんな方法(項目)で管理職を選出しているのでしょうか?今回はそこもお話したいと思います。

先ほども少しご紹介しましたが、プレゼン大会時にはディレクターである

・部門ディレクター(GD)
・ユニットディレクター(UD)

の選出のために、スタッフ全員参加型のアンケートを実施しています。
設問項目はズバリ、2つ。

立候補者が立案した戦略の質についての設問と、部門ディレクター(GD)やユニットディレクター(UD)という、マネージャー・チームのリーダーに相応しいかどうかについての設問を、プレゼン大会のみならず、日常のあり方も含めて全スタッフが回答します。

その後、アンケート回答の結果を踏まえて、ヤッホーブルーイングを取り巻く内外環境や戦略上の位置づけなどを考慮した上で、最終的には社長(てんちょ)によって正式に任命される…という流れです。

5.さいごに

私は、自分が学生で就活中だったとき、この”ディレクター立候補制度"のことを説明会で聞き、「まさか!!!」度肝を抜かれました。(ニックネーム制でフラットで、役職も立候補なんてそんな会社日本にあるの⁉という感じ)

入社して、実際にディレクター立候補プレゼンを聴く側として何度か参加しましたが、皆、本気なんです。
(本気と書いてマジと読んでください)

立候補者も聴く側も、本当に会社のことを自分事化して考えており、真剣に聴くのでとてもアツい大会となっています。

いかがでしたか?
わたしたちの会社の、ディレクター立候補制度(=管理職登用制度)について、興味を持っていただけたら嬉しいです。

ヤッホーブルーイングの制度をもっと知りたい、という方はぜひ「いいね」で教えてください。

それでは

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