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中学3年間不登校で高校にも進学しなかった私が高卒認定を取り通信大学まで入学した話。【中学時代編】


タイトルからして情報量が多いですね。
なので順を追ってお話をしたいと思います。

まず、私が中学3年間不登校になった理由
単に高校生デビューならぬ、中学デビューができなかったのです。
小学校時代の友人は見事に違う学校に通い、親しい友人ゼロでの中学デビューでした。
一応、友人ではないもののクラスが同じだった子などがいたので、そこでどこかのグループに所属しようと必死に精神を摩耗させながら積極的に話しかけていた記憶があります。
元々、小学校6年間の5年間は友人関係も希薄で、容姿や体型で男子にいじられたりしていたため、そんな楽しい学校生活も送っていなかった私。
楽しくもないのに友人に合わせてトイレも一緒に行く。という意味の分からない文化に疑問を抱きつつも孤立しないように必死に合わせ行動していました。
最後の6年の時は唯一楽しかった思い出がありますが、その友人達もそれぞれバラバラの学校に行ったので、中学校では実質友人ゼロからのスタートでした。
ゼロから友人関係を構築するのに最初の一ヶ月は明るく、気丈に振舞ってとにかく必死でした。今思うとかなりの無理をしていたなと思います。
結果、それに疲れてしまい徐々に学校に行かなくなり、結果不登校となりました。5月頃から完全に行かなくなったような気がします。
その時、誰かに相談できたかというと誰にも相談なんてできませんでした。
当時は不登校といったらいじめられて行かなくなった。という認識の方が強かったので、親も相当困惑していたと思います。
そこから3年間は基本不登校でした。基本というのは3年に上がる際に校長と面談があり、とりあえず高校受験もあるので別室登校をしなさい。じゃないと進級させられない。と言われたので、中学3年に上がった時に、週に数回の別室登校をしていました。

受験シーズンになり、どこの学校を受験するのかという話になったときに、試験もうけていない、出席日数もほぼほぼない私の可能性のある学校といったら本当に限られたものでした。とりあえず担当した先生もどこかに決めてもらわないと困るという雰囲気だったので、定時制?通信制?の学校に受験を希望しました。(すみません。記憶が曖昧でどちらか忘れてしまいました)
でも、私は正直この時点で諦めていました。
勉強も全くしていない私が受かるはずがない。死んだ方がましだ。この時の私は全ての事に諦めていました。そして生きていることへの罪悪感も半端なかったです。自分の出来損ない具合に絶望していました。そんな出来損ないの私が高校に行けるわけがないと、もうそうとしか考えられなくなってしまっていました。
余談ですが、私が小学生時代にいじられていた理由が太っていることが理由でした。
それが不登校になってストレスもあったのでしょう。一ヶ月で5㎏痩せて、トータル3年間で14㎏痩せました。
この原因はいまいち分かっていないのですが、とにかく「出来損ない」「出来損ないなのに生きていてごめんなさい」というマイナスな思考がずっとあり、食への罪悪感があったのが原因なのかなと思います。

話を戻し、もう精神状態もあまりよくなく、マイナスな事しか考えられない私には進学できるという事は考えられなかったのです。
なので一応面談の際には受験先を決めたものの、受験当日、私は受験を受けませんでした。
家の電話が鳴っていましたが、無視していました。
私なんかが受かるわけない。行っても無駄だ。ずっとその事ばかり考えていました。
今なら分かります。私は逃げていたのです。

あまり学校に行っていなくても、通信や定時制の高校に受験し受かった人だっています。
その可能性を知っていながらも、私は「自分は出来損ないだから無理だ」と思い、結果高校受験から逃げたのです。

30代になって、この時の私をふり返り後悔はあるかと問われれば「後悔はない」とは断言できませんし、その代償は今現在でも私の生活に大なり小なり影響しています。
ですが、そこで強く後悔して自分をずっと責め続けるのは違う気がするのです。だから私は事実だけを受け止めるようにしています。

【私は中学校3年間不登校で、高校受験も受けなかった】という事実だけを。


以上が私の【不登校・中学時代編】でした
機会をみて【ひきこもり・ニート】編か【高等学校卒業認定試験に合格するまで】編かどちらかを書ければなと思います。
時系列的には【ひきこもり・ニート】編なのですが、タイトル的には【高等学校卒業認定試験に合格するまで】編の方がいいのかなぁ。と思ったり…。悩みどころです。

記憶を辿りながらなので拙い文章でしたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。
自分の過去をここまでさらけ出すのは初めてで結構緊張しました笑
では、また皆さんとこのnoteの世界でお会いできることを楽しみにしています。

白玉あんこ

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