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先入観

本日、東京から福岡に移動しました。

緊急事態宣言が解除になったこともあり、どちらの空港も人が多く活気が戻りつつあります。

とても嬉しく感じました。

空港内の飲食店も色々と見て回りました。

満席で外にお客様が並んでいるお店もあれば、空席が目立つお店もありました。

一見すると、「繁盛店とそうでないお店」と判断しがちですが、そうとは限りません。

たまたま私が見たタイミングがそうであったというだけです。

違う時間帯であれば、逆になっている可能性もあります。

お客様が入っていないと、「暇な店=繁盛していない店」と認識してしまいがちです。

その場合、仮に入店したとしても、悪いところが目についてしまう可能性があります。

逆に満席のお店は「忙しい店=繁盛店」と認識して、良い面が目につきやすくなります。

これらは先入観です。

先入観は正しい判断を阻害します。

判断を間違わないように気をつけなければいけません。

福岡に帰宅後は、海岸沿いをランニングしました。

夜の時間帯になっていましたが、海岸沿いにある飲食店も賑わいが戻ってきていました。

今回の写真は海岸沿いのとある飲食店を撮影したものです。

気候も寒くなってきているので外のテラス席はお客様はいませんでしたが、中はお客様で賑わっていました。

楽しそうに談笑する姿が外から見えてとても良い雰囲気を醸し出していました。

その一方でテラス側からの眺めは寂しい感じがします。

同じお店でも、どの部分を見ているかで全く違った印象になります。

自店においても、そのお客様が来る時はいつも満席という、福を呼ぶ常連のお客様がいました。

そのお客様には「相当儲けているでしょ」と良く言われていました。

一方で、お客様が少ない日に良く来る常連のお客様がいました。

そのお客様は、もっとこうした方が良いとアドバイスをくれていました。

「暇な店=繁盛していない店」という前提で話をしている感じでした。

どちらのお客様も良いお客様です。

お店にとってありがたいことには変わりありません。

常に繁盛している状態を保っていれば、そのようなことはないわけですが。

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