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詩人が自分の死をうたう

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多くの詩人が自身の死についての詩を書いています。どのように自分の死を思い描いているのでしょうか。
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記事一覧

寺山修司の詩「懐かしのわが家」―ぼくは不完全な死体として生まれ

寺山修司の詩「懐かしのわが家」を取り上げる。これは、1982年9月1日付の「朝日新聞」に掲載さ…

ヨジロー
2か月前
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寺山修司の短歌「父親になれざりしかな」

この歌は、1971年刊行の『寺山修司全歌集』には載っていない。この歌はその後にできたものだか…

ヨジロー
3か月前
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ガルシア・ロルカの詩「別れ」――ぼくが死んでも

ロルカの詩「Despedida(別れ)」は、小海永二訳が定番のようだ。ほかに長谷川四郎訳も知られ…

ヨジロー
3か月前
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寺山修司の詩「ぼくが死んでも」―青い海が見えるように

『寺山修司少女詩集』には詩しか載っていないが、もともとは「海へ来たれ」というエッセイに含…

ヨジロー
3か月前
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三好達治の詩「願はくば」―わがおくつきに

格調高いなあ、かっこいいなあ。 昔、ずっと昔、三好達治の詩「願はくば」を読んだとき、そう…

ヨジロー
1年前
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ローゼ・アウスレンダーの詩「誰が」―誰が私のことを思い出すだろう

ローゼ・アウスレンダー(1901-1988)の詩集『雨の言葉』(加藤丈雄訳)を読む。心に残る詩が…

ヨジロー
2年前
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