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日本サッカー 選手育成の特徴 (FIFA U17W杯開幕によせて)

なかなか注目を浴びない育成年代のW杯なのですが、この時期から将来のフル代表候補の成長をリアルタイムで追っていけるのでお勧めします。ただこんな見方をするのはかなりガチなフットボールファンくらいなものです。
この年代はチームの結果というより、個々のプレーヤーがどれだけ世界大会でインパクトのある活躍ができるのか、という点が注目かと思っています。

そんなタイミングで↓の投稿が注目されていたのでシェアしてみます。

 今では日本代表の右ウィングとして確固とした地位を築いている伊東純也選手があのプラチナ世代の一人だったということです。これは自分も全く気づきませんでした。リンク記事でも言及がありますが、当時のプラチナ世代と言われた選手たちは、1999年の現U20 W杯で準優勝という結果を残した小野伸二を中心とした黄金世代を引き合いに出されるほど、充実したメンバーが揃っていました。黄金世代のほとんどの選手は現役を退きましたが、最終的に最も高い場所に到達した選手は比較的目立つ選手ではなかった遠藤保仁でした。このことから時間が経たなければ分からないことがあるということを教えられたし、サッカーの見方も変わりました。

 FIFA公式にも取り上げられましたが、日本サッカーの選手育成の独自性が注目されています。伊東純也選手のような決してエリートコースに乗っていなかった選手でも上の舞台に登っていくことができる環境があるのは日本サッカーの強みです。個人的には特に大学サッカーが大きな役割を果たしていると思っています。

というわけで現時点でのエリートコースに乗った選手たちが集結するU17W杯ですが、彼らがこれからどんな風に成長していくのかを楽しみにしながら大会を楽しみたいと思います。

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