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スーサイド・スクワッド観た話

端的に言えば『ハーレイ・クイーンの夢小説』。 いや、嫌いではない。勢いと火力とロマンスはDC映画の醍醐味だと思う。

※息を吸うようにネタバレします、ご注意ください。

『スーサイド・スクワッド』は、デヴィッド・エアー監督・脚本、チャールズ・ローヴェン、リチャード・サックル製作による2016年公開のアメリカ映画。 DCコミックスが刊行する同名のアメリカン・コミックスシリーズ『スーサイド・スクワッド』の実写映画化作品。 (ウィキペディア)


ハーレイもまともな夢を見るのか

DCキャラで最も好きなキャラはジョーカーだ。彼の恋人といえば、ハーリーン・クインゼル博士ことハーレイ・クイーン(演マーゴット・ロビー)。キュートで、狂ってて、ジョーカー(演ジャレッド・レト)ことPUDDINが大好き。
何故“プリンちゃん”なのかHinativeから引用するので割愛。

“A sweet nickname that couples often use, kind of like how people call each other hun, a nickname based of off honey. Puddin is based off the food pudding.. it would be rare to call a friend it, but it’s common with parents calling their children by it, or them calling their significant other by it. ”(Hinativeより、投稿者退会済のため不明)

まさしくジョーカーへの偏愛。
crazy about youとはこのこと。
ジョーカーが白と言えば白になるし、(本当に白くなる、怖い)西を向けと言えば西を向く。 劇中“そいつの女になれ”と言われれば喜んでそうした(フリをした)。
しかし、彼女は、エンチャントレスに見せられた幻覚の中で、至って普通の家庭を持ち、眩い朝日の中、子どもを抱きながら主人を見送るという、もしかしたらあり得た未来を見る。
ジョーカーとの狂った愛に溺れながらも、やはりどこかで普通の恋愛を求めている節もあり、それは、ハーリーン・クインゼル博士だったという、真面目な地頭から来るものだと憶測する。

ハーレイ・クイーンはプリンちゃんに溺れながらも、普通の幸せ、夢を捨てきれない、普通の少女なのだ。 いずれ破局しないかドキドキする。

ジョーカーのいいとこ取り

ハーレイの夢小説である所以か、何故かこの映画、メインじゃないはずのジョーカーの魅力が増し増しなのだ。 なぜ。
エンチャントレスに打ち克つ話だったと思うが、だいぶジョーカーが出てくる。しかも、めちゃくちゃカッコいい。訳がわからない。
ジョーカーがエンチャントレス倒せばいいんじゃないかとすら思った。
ヴィランを集めた濃ゆいチームが霞み、ハーレイ夢小説に落ち着いてしまっているように思うのは私だけか。
しかし、私はジャレッドが演じるジョーカーにめっぽう弱いのでこれはこれで良い。良い。
捕まった恋人をどんな手を使ってでも迎えに行く盲目さ、ジョーカーもハーレイに狂っている。それで良い。

まとめ

ジョーカーとハーレイのカップルが濃すぎる。他が霞んで見えるのはわたしだけか。結局何の話だったっけ…と思う、が、ジョーカーとハーレイが良いならそれで良いと思う。
これはそういう映画だと思う。
続編はあるのだろうか? 一瞬フラッシュ(演エズラ・ミラー)も出ていたが、続編で出てくれるならわたしは絶対に観る。


★★★☆☆

よき。

#スーサイドスクワッド #SuicideSquad #映画
#映画感想 #ジョーカー #ハーレイクイーン

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