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相手を大切に思っていないから約束を破る?大人と子供の考え方の大きな違い

「食べたくない、もういらない」

4歳のタイと2歳のナツが、まだ半分以上の食事を残して席を立った。

「え?食べたいって言ったから作ったのに!」
私は食事が絡むとイライラしやすい。


「痛い〜!!!(泣)タイが叩いた〜」
「もうナツきらい!オモチャ壊した!」

毎分毎秒、喧嘩する2人にいい加減こちらも怒鳴り散らしたくなる。(いや、怒鳴り散らしてる)


母よっこ
叩いたり蹴ったりしたらいけないよ。
お怪我をしちゃうし、どんなに相手が悪くても、手を出したらその人が負け。
絶対に手を出しちゃいけないの。

4歳タイ
叩いたらカカも悲しいキモチになるよね、タイ叩かないよ!我慢できる!

とある穏やかな日の会話より

なぜ、あんなに食べたいと言ったのに、食べないんだろう。
なぜ、叩いちゃダメって理解したのに、約束を破るんだろう。

私の心が狭いのか?余裕がないのか?

そんな話を久々に会った幼馴染にポロッとしたら、いつもながら秀逸な答えが返ってきた。


私たち大人はいつの間にか、
『大切な人とした約束は守るもの、約束を守らないってことは大切に思われていない』
そうなってしまってるけどさ、

今彼らがご飯を食べなかったことや、怒りに負けて叩いてしまったことと、その約束をしたアナタを大切に思っていないことは全く別の話だよ。

逆もしかりで、朝、寝る前に絵本を読むって約束したけど、本当に疲れて読めない。

朝はそう思ったけど、ごめんね、疲れちゃったから読めないんだ。ってなったとき、読んでもらえないことには怒るけど、ママ僕のことキライなの?とはならない。

事象と感情は別って子供のほうが理解できてるんだよね。

ご飯を食べないこととママがキライなことは全く相関しない。
子どもにとっては、ほぇ?って感じだとおもうよ。

ガーンと頭を殴られた気分だ。
事象と感情はイコールではない?
人のキモチというものに引っ張られがちな私は、どうも私にとって嫌なこと=私に対する負の感情と思いがちだった。

これだから人と話すのは面白い。

そんなナイスなヒントを得た今朝も、私は連休明けの忙しさで子どもたちに当たってしまった。

でも、怒ったけど彼らのことは大好きで1ミリも傷つけたいと思っていない

あ、こういうことか?

少し腑に落ちた気がする。

さぁ、世の母たちよ、今日からまた頑張りましょう。

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