ネガティブ同士の共鳴

一緒にいてとてもポジティブな気持ちになれる人は、やっぱりなんでもポジティブに捉えて、ポジティブな面を強調して受け答えをしてくれる人だと思います。

そして、彼らは本当の意味で明るい人なのかなと感じます。

一見、ミーハーで賑やかしくて、いかにも明るそうな人でも、ほんのちょっとしたときに元来持っているネガティブな部分が垣間見えることがあります。

例えば、何かの事象が起きたときに物事のネガティブな面を強調して「でもこうだったよね」と言ってしまうとか。相手をほとんど褒めないとか。

と言いつつ、私も自分のネガティブ部分を自覚しているので、彼らのネガティブ部分は私のネガティブ部分に共鳴しやすく、二人が会話をしていると、ネガティブ部分が増幅されるような感じになります。

一方で、相手がネガティブな場合でも、私の方で揺れ戻しが起こり、なぜか私がポジティブ側の発言をしてしまうときもあります。

両者の違いは何かと考えたとき、一つ言えるのは、ネガティブな相手が自分よりも立場が上だったり(上司とか)、年齢がかなり上だったり(少なくとも10歳程度は)したとき、ネガティブな共鳴が起きやすいということです。

自然と、相手の意向を汲んでしまうからかもしれませんし、ポジションパワーが働いて、相手のネガティブに絡め取られてしまうからかもしれません。
(嫌われても良いから自分の好きなことをしたい!と言っておきながら情けないですが、1年や2年で容易く根本的に変わるのは難しいことです。
もう少し長い目で自分を見守っていきたいと思います。)

反対に、自分と同等かそれ以下と考えているネガティブな人に対しては、逆にポジティブになっていく気がします。

ポジティブになっている自分は好きです。一緒にいるときに好きな自分でいられる相手と関わった方が楽しいので、もしかしたら意外と二人は相性が良いのかもしれません。

逆に、同等の人がとてもポジティブだった場合、どうなるのでしょうか。私も感化されてポジティブになりそうですし、一緒にいたいのはポジティブな人です。

ですが、確かに同僚とかはポジティブな人の方が良いですが、例えば一生共にしていくパートナーと考えたとき、あまりポジティブ加減が激しいと疲れてしまうかも…という気はしなくはないです。
(やっぱりネガティブ部分の残る私としては、多少ネガティブ要素を抱えていてほしいな、という気持ちもありそうです。)

なお、これはあくまで「ポジティブな人を目指して日々奮闘中ながら、まだまだ内面にネガティブ要素を抱えた」私にとっての捉え方なので、生まれながらのポジティブな人やネガティブ一色な人はまた感じ方が随分異なってくると思います。

まとめると、パートナーや凄く親しい友人としては、多少ネガティブ要素が残る人、それ以外(同僚や上司)はポジティブな人の方が、私とは相性が良いと言えるかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?