yoko157

イギリス滞在を経て、日本と国際社会の文化・慣習を比較して考察してます。今日も明日もヨー…

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イギリス滞在を経て、日本と国際社会の文化・慣習を比較して考察してます。今日も明日もヨーロッパと芸術文化をこよなく愛して生きてます。

最近の記事

東京オリンピックのこと

東京オリンピックについて思うこと、モヤモヤしていることを書き残しておこうと思う。 パラリンピックはこれからだけど、オリンピックが閉幕したので一段落ということで。 当たり前ながら、コロナ禍での開催にはもともと反対だった。 イベントを開催するために人手が割かれることや世界中で人の流れをつくることになり状況が悪化すること、何より運営側の利権を守るために開催したがっていること…緊急事態に平和の祭典はできない。オリンピックはアスリートが技を競うオリンピアの競技会のはずなのに、結局

    • 日本の情報が不安だから英語で

       少し前の週末、プチ・デジタルデトックスをしてみた。3月くらいから、コロナ関連の情報を得るために、twitterの見過ぎ、BBCとYahooを逐次チェックしすぎ、LIVEニュースをBGM代わりに流しながら作業する日々が続いており、情報過多で疲弊していた。一旦、あふれる情報から離れようと無理矢理でもデジタルから目を離しアナログに徹する時間をつくってみたのだ。SNSとインターネットニュースは一切見ず、絵を描いたり、お菓子を焼いたり、外を散歩したり。デジタルから離れてみると、不安を

      • RE:Why 'worthless' humanities degrees may set you up for life

        BBCの記事をよく読むんですが、昨年の終わりごろBEST OF 2019が挙がっていて、その中で気になったものを読んでみたんです。 なぜ気になったかって、まさしく私はhumanityのdegreeを取って大学を卒業した人間だからです。そして、'worthless'=価値がないと書かれる理由も想像できるとともに、記事の中ではきっと「価値がある」と書いてくれているのだろうな、どういう切り口で価値があるのか聞きたいなあ、と思って。 https://www.bbc.com/wor

        • アウシュビッツに行ってきた

          北欧旅行中、合間を縫ってポーランドまで飛び、アウシュビッツ博物館・強制収容所跡を見てきました。ずっと来たかったけど、なかなかひとりで行く勇気が出ずだったのです。 ポーランドの古都クラクフを滞在先に選びまして、ちゃっかり観光もしてきた。ヴァベル城やヴィエリチカ岩塩坑(かなり初期に登録された世界遺産とのこと)良かったです。古い街で田舎でのんびりした時間が流れる。ユダヤ人地区があるので、Jewishのモニュメントが街中にいくつもある。シナゴークやセメタリー(お墓)、ユダヤ人博物館

        東京オリンピックのこと

          人を傷つけてはいけない

          オックスフォードで語学学校に通っていた当時は、イギリス人宅でホームステイをしていた。まだろくに英語も話せなかったし、ホストマザーもあまり好きでなかったのでストレス全開で、ロンドンでは日本人と住むことを選んでしまったのだった。英語を身につけようとする身にとっては良い選択ではないのだけれど、なんせ疲れていたからさ…。結果的には、そこで知り合ったフラットメイトからたくさん学ぶことがあったので、逃げでセレクトした選択肢だったけど、悪いことばっかじゃなかった。 ロンドンで住んでいたフ

          人を傷つけてはいけない

          北欧旅行記〈ストックホルム・友人のおうち編〉

          ストックホルムでは友人のおうちにステイさせてもらってたんですが、そのお話を少し。 友人と言ってもすごい仲良し!という訳でもなくて、4回くらい大人数で遊んだくらいの間柄。1回会ったらみんな友達という感じの人で、初対面の時「ストックホルム行こうと思ってるんだ~」なんて話すと「うち泊まっていいよ」と言ってくれてて。今回本当に泊めてもらったのでした(ほんとありがとう)。 といっても私のストックホルム滞在期間中、友人Burakは日本の大学1回生なので大阪にいるし、ご両親はトルコに行

          北欧旅行記〈ストックホルム・友人のおうち編〉

          北欧旅行記〈ストックホルム・観光編〉

          ストックホルムの街は魔女の宅急便のモデルのひとつということで、ジブリで育った私はウキウキだったわけです。ただしオソノさんのパン屋さんとかのモデルはゴットランド島という島で、ストックホルムから船や飛行機で行けるのですが、時間がなさそうだったのでまた次回…。ストックホルム街中には、時計台とか街中のシーンのモデルがあるんだけど、う~ん魔女宅の雰囲気がして何か嬉しかった。 綺麗な街です、ストックホルム。ヘルシンキよりも都会でとても便利。だいたいどこでも英語表記があるし、地図や路線図

          北欧旅行記〈ストックホルム・観光編〉

          北欧旅行記〈ヘルシンキ編〉

          普段ヨーロッパヨーロッパ言っているので色んなヨーロッパを観ておかないと、なんて思っていて、次のヨーロッパは地理的にも文化的にも別エリアと思われる北欧と前から決めていた。 ラップランドにも行きたかったけど冬の方がいいし(サンタクロースとオーロラ!)、あてもなく行っても本当に自然以外何もなくて一人で途方に暮れそうだったので、今回はヘルシンキ・ストックホルムのみにしました。 ヘルシンキでの目標は、森の中の湖のほとりでぼーーーーっとすること。日本の生活でふき溜まったどろどろしたも

          北欧旅行記〈ヘルシンキ編〉

          英語の習得から外国文化と多様性を見る

          イギリスで語学学校に通っていた時、私は28歳。 もともとイギリス留学の目的は、ドローイングのレッスンを受けることとヨーロッパのセンスをたくさん吸収して帰ることだった。語学学校で英語を勉強することは、ドローイングのレッスンを英語で受ける手段なので、手段に時間はかけていられない、3か月で英語をマスターするぞ、と意気込んでいた。学生時代にそれなりに勉強してきたので、基本的な英文法や語彙は身に付いた状態で乗り込んだのだが…そんなに甘くはなかった。 語学学校の生徒の多くは、ヨーロッ

          英語の習得から外国文化と多様性を見る