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2018年10月の記事一覧

「常識」ってなんだろう?

こんにちは。THE GUILDのこばかなです。デザイナーとかをやっています。今回は当たり前すぎて見過ごされやすい「常識」について考えたことをまとめてみました。 常識とはなにか。そもそも常識とは何でしょうか? ・ものを手から離すと落ちる。 ・知人に会ったら挨拶する。 ・連絡はLINEでする。 ・男性はスカートを履かない。 このように科学的なものからマナー、流行、価値観など、さまざまなタイプがあります。 「常識」を辞書で調べると下記の通りでした。 ある社会で、人々の間に

頭一つ抜きん出ない人はコスパ思考が強い

最近はなんでもかんでも「コスパ」で測るようになった。グルメも旅行も本も映画も。なるべく安いコストと短い時間でリターンが多い方を選ぶ。ぼくもついついそういう思考をしてしまうことは多い。 ただ、こうした「目先のコスパ思考」を若いうちからずっと続けていると、グンと成長することもないし、それが豊かな人生につながるようにも思えない。頭一つ抜きん出るような人になることもできない。 「この本を読んでメリットがあるか?」「このイベントに行ってリターンがあるか?」「この作業をして得をするの

渋谷の真ん中で

今日、すごい瞬間を見た。 渋谷のスクランブル交差点を、ちょうど渡り終えたときだった。アメリカ人とおぼしき観光客のカップルが、楽しそうにキスをしていた。 「ああ、こんな姿を撮らせてほしいな」心の中でそう思ったけど、話しかける勇気なんてさらさらなかった。 ところが。その瞬間、カメラを持ったおじいさんが突如現れた。 おじいさんはにっこり笑うと、カップルに向けてこう言った。 「ショウミー、ユア・ハピネス・キス!」(あの幸福そうなキスを、もう一回してみせて!) そう言われたふ

本は編集者で選び、イベントはモデレーターで選ぶ時代へ

昨年あたりから、急激に『編集者』という仕事に注目が集まっているように感じるのは、私の周りに編集者が多いことばかりが理由ではないと思います。 編集者という仕事を説明する言葉は多々あれど、その役割をキュレーターとメーカーの合わせ技だとするならば、この情報化社会の中で『トレンドを読んで作る』ところまで一貫してできる人の存在は今後ますます重要になっていくからです。 たとえ同じ情報を渡されたとしても、編集者によってその切り口や構成の作り方はまちまちです。 それは言い換えれば『何を

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やりたいことがない人とある人は何がちがうのか考えた(夢組と叶え組の話)

ちょうど去年の今頃、こんなnoteを書いた。 やりたいことがある人とない人を「夢組」と「叶え組」として、やりたいことがないのは悪いことではなくて、役割がちがうだけだからチームで組み合わせるととてもいいよ、というようなことを書いた。 わたし自身が「叶え組」で、やりたいことがなくても得意なことやできることがたくさんある。だからやりたいことがなくても大丈夫。それは今でもほんとにそう思うんだけど、どうしてこうなったんだろう、ちがいはどこにあるんだろうと考え続けていた。 いち

キャラクターは『思考の練りこみ』が100%

先週、bosyuさんのイベントでゆうこすさん・キャスター石倉さん・HARES西村さんとSNSの話をしてきました。 ゆうこすさんはtoCのファン、石倉さんはtoBのファンに特化したSNS運用をされていて、私はその中間くらいの立ち位置なのでそれぞれの戦略や考え方は私もとても参考になりました。 そして終わった後にトークを振り返ってみて感じたのは、全員言い方は違えど受け手への『想像力』によってファンを増やしてきたのではないかということ。 一般的に、SNS運用においては『キャラク

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家族は、何度だってつくり直せる。

人の悩みや課題に向き合うたび、人格形成は幼少期の育ち方に起因することが多いのだなとつくづく思う。 いい面も悪い面も、辿っていくと小さい頃の記憶や習慣がベースになっていることが多い。 特に自己肯定感は、家族からどういう風に愛されてきたかの軌跡が如実に出る。 私は教育に関しても心理学に関しても専門家ではないけれど、生まれつきの素質よりも育ち方によってある程度考え方や感じ方の基礎ができてしまうと、そこから大きく修正するのは難しいのかもしれないと感じることがよくある。 例えば

発信者の仕事は 広めること か 深めること か。

ここ数ヶ月ほど、仕事の関係で「民藝」「政治」「ライフスタイル(生き方)」について考える時間が多くなりました。 個々の話は長くなるので省略しますが、これらの仕事を受けてから 「発信する内容を(依頼主が)届けたい相手へ届けるためにはどうしたらいいか」 をずっと悩み続けています。 あーでもない、こーでもない、と(今も)考え続けているんですが、あるときひとつの気づきを得ました。 それが、タイトルに付けた “発信者の仕事には 広めること と 深めること の二種類がある” というこ

「こんな夜があるなんて」

日々淡々と島時間をすごしていたら、滞在もいつの間にかあと5日になってしまいました。 島には仲良しな島民さんも沢山できて、道ですれ違うと 「よお。今日夕飯食べにこいや」とか 「島バナナ持っていきなさい」とか、優しくしてくれる。 お別れは寂しいけれど、またただいまって出来るのが楽しみになったなあ。 最高に青い海をいつまでもいつまでも見ていたり、 「今度は彼氏とこい」と言っていつも出してくれるおじーのソーキそばを食べたり。あとは真面目に仕事もしたり。そんな3週間を過ごしてる。

僕はこうしてカメラマンになった。

出張で関西に帰って来ています。 @yansukim です。 過ごしているのは奈良にある実家。の、和室。 角部屋なので大きな窓が2つある。 庭の大きくなり過ぎた金木犀の真上には 台風が過ぎて真っ青になった空が、うんと広がっている。 高いビルなんてものはないから、 空が広い。めっちゃひろい。 寝転がりながら、それを見てる。 実家に帰ると「 最近はどんな仕事したん? 」と母から聞かれるのが恒例になった。( といっても、僕のSNSを見ているらしく大体は知ってる ) 最近撮影

素直じゃないといいことがないので、素直について本気出して考えた。

ここ数年「素直」について考えている。 なぜかというと、自分が素直じゃないまま大人になってしまったからだ。 「素直」というのは幼少期に愛されて育った者に備わるもので、意識的に「できる」ものではなく、同様に「素直じゃなさ」も環境によってできあがってしまった「替えようのない変わることができないこと」だと思っていた。 大人になるにつれわかったのは、「素直じゃないこと」でいいことはひとつもないということだった。それはちょっといやだなーと思い、「本当に変わることはできないのかな?」