葉子

自由を求めて日本を脱出。東京からいきなりパリにいったのは25年前。心おだやかにいられる…

葉子

自由を求めて日本を脱出。東京からいきなりパリにいったのは25年前。心おだやかにいられる環境で、心が震えるものをつくる。わたしが感動したら、それはほおっておいてもまわりに伝わる。

最近の記事

地球のためにわたしにできること

12月第1日曜、雲の低いどんより天気の日、パリで鉱物のイベントにいってきた。原石、加工石、ジュエリー用にカットされた石やネックレス用に糸を通してある貴石、半貴石やジュエリーの製品を売っている展示会だ。 たくさんの色の石がスポットライトを浴びてキラキラしてとても美しい。いわゆる資源の豊かな国から発掘されてくる石たち。アフリカ、中近東、インド、南アメリカなどからやってくる。出展者の多くは発掘者に近い位置にいる。業者というよりも個人事業な販売者な印象が強い。 鉱物展示会に

    • 人とちがう

      再度お勤めするかどうか考えていた。フランスに住みはじめて以来、ほとんどの期間をフリーランスで仕事をしてきた。2年ほど期限付きでお勤めをしたとき、あまりにも根本的な違いにがくぜんとしたのだ。お給料は毎月決まって入ってくるもの、これはすごい発見だった。 フランスで仕事をはじめた当初、ビザ的にフリーランスになる方法しかわたしにはなかったのだ。外国人が人脈もない、言葉が不十分という中でフリーランスでいきなり生活が成り立つほど世の中は簡単ではない。そこからくる深い苦労があったので、お

      • バイク仲間:過去陸軍、現在市営バスの運転手

        金曜の夜、バイク乗りはヴァンセンヌの森に集まる。わたしは、そこに通っていた。たぶん日本人女性は過去にもその先にもあまりいないんじゃないかな。そのあたりのことはまた別に書く予定。 気があう仲間でカフェにいったり、郊外に走りにいったりいくつものグループに分かれる。仲間として受け入れてくれるグループのなかで、わたしはごつい彼らの軽い話をおもしろく聞いている。それもフランス語の勉強。 シリルもそのひとり。彼はある時期までフランス陸軍に勤めていて、そこで4輪大型の免許をとったそうだ

        • 悔しかったらやってみな>自分

          新しいことを始めるのはわりと好き きょうNOTEを始める。 全身全霊をかけて取り組んだ仕事が十分な成果をださなかったときのことを思い出した。うーんなんか違うなあと思いながら、相談にいったら、「あれまあ、これだけ?」 「そうなんです、だから相談にのってほしくてきました」っていえたらよかったんだけれど、そのときは「そんなんでよく生きてられるね」っていわれた気がして、重いファイルをサクッと抱えていきなりその部屋を飛び出した。 正直なところ、相談にいくもの嫌だったのだ。「は?こ

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