友達の妹が俺にだけ甘い
祐希: せーんぱいっ!
制服のシャツのボタンを3つも開け、
豊満な胸を見せつけてくるように俺を下から覗き込んでくるのは俺の親友の妹、与田祐希。
〇〇: なんだよ、近いって。
祐希: 先輩、なにしてるんですかっ
〇〇: なにって、歩いてるだけなんだけど
祐希: せーかくっ親友の妹が一緒に帰ってあげようとしてるのにつめたーいっ
そう言って俺に体を寄せてくる。
〇〇: ちょ、おまっ、ここまだ学校の中だぞ!
祐希: それがどうしたんですか、せーんぱいっ
祐希の胸が密着してくる。
かなりの数の生徒の視線を感じる。
〇〇: 離れろって。。勘違いされんぞ。
祐希: 私は全然いーですよ、勘違いされても?
〇〇: うるさい、俺がダメなんだって...
祐希: あれ、先輩、彼女いましたっけ?
〇〇: いないけど、そ、そうじゃなくて
祐希: なんですかー?
〇〇: 学校中で騒がれるレベルの美少女のお前と俺がそういう関係だなんて噂されたらなにされるかわかんねーだろ
祐希: そんなことか〜
〇〇: そんなことって、、大変なんだぞ、ただでさえお前のイケメン兄貴と俺が親友ってだけでも一部の女子からかなり妬まれてんだから
祐希: ふーん、大変なんですねぇ
〇〇: 他人事かよ。
祐希: じゃあ〜、先輩を〜、もっと大変にしてあげますよ祐希が。
祐希は突然、俺の腕を掴んで走り出した。
〇〇: ちょ、なにすんだよっ!
祐希は無言で生徒達の間を駆け抜ける。
〇〇: どこ行くんだよっ!
祐希: 学校の屋上!
俺達は次々に階段を駆け上がった。
2階、3階、4階、5階...
祐希: 先輩、着きましたよ!
〇〇: はぁ...はぁ...どうしたんだよ急に走り出して...
祐希: ここなら誰にもバレないでしょ?
〇〇: え?
祐希: 先輩、祐希との関係がバレたくないんでしょ?
〇〇: .....
祐希: ここなら誰もいないから。なんだってできますよ...
祐希が突然、俺に抱きついてきた。
祐希: もしかして気づいてなかったですか?
私が先輩のこと好きなの。
〇〇: ...気づいてなかった。
祐希: やっぱりかぁ、先輩鈍感そうですもんねっ
〇〇: ....
祐希は目を閉じ、顔を寄せてきた。
そして、小声で言った。
祐希: バレませんから...誰にも...
俺はそっと、祐希とキスをした。
祐希: 皆には内緒ですよ。もちろん、お兄ちゃんにも...
俺と祐希の、禁断の恋が始まった。
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