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魅力を伝えるためには、まずFACTを作る

FACT 。それはまず、自分の足元を固めるということ。

★★
健康経営EXPOで得た、私の大きな収穫。
それは「企業の魅力を伝えるには、企業がFACTを作り、それを社会に提示する必要がある」ということ。

株式会社 電通PRコンサルティング 執行役員 企業広報戦略研究所 所長
阪井完二先生のご講義で聞いた言葉です。


今は5Gが普及し、情報過多の時代。
情報の賞味期限がどんどん早くなっている。
「おもしろい話題」は意味をなさない。
消費者は「話題」ではなく「価値」を求めている。

「価値」を伝えることで、魅力を感じてもらうことが大切。
では、その「価値」とは何か?

社会的価値(環境・社会・企業統治。社会的な問題を解決するもの)と経済的価値の両輪でなくてはいけない。

社会的価値を伝えるだけでは、受け入れられない。
経済的価値と伴うことで、初めて魅力ある価値になる。

では、魅力ある価値を作るために必要なものは何か?
それがFACT。
自社での足元を固めた事実(FACT)を伴うことが大切。

それなしに、声高に社会的な問題解決を訴えても、
価値にはならず、
ステークホルダーから叩かれて終わることになる。

講義中のyokoメモより

阪井さんが見たらザックリすぎて怒られそうですが、これがなんとか私の聞きとった内容です。

何せ広報という、完全に専門外の分野の「専門家」の話だったので、頭をフル回転させて聞いて、なんとかこの程度でした。。
詳細は是非書籍を^^



これを聞いた感想。
やー。。痛いところ突かれた・・・

先生は、「企業の魅力を伝えるには?」について語ってくださいました。でも私には「産業理学療法の魅力を伝えるには?」に置き換えて考えても、十分意味は通るように感じました。

今まで、産業理学療法について、幾つかの文献にあたりました。
確かに産業理学療法は、社会的な問題解決にはなりそうです。

医療費の削減、プレゼンティーズムの改善、メンタルヘルスの改善。
社会的に問題になっていることへのアプローチはできそう。

でもなんだか机上の空論というか、実態を伴わない感じに不甲斐なさを感じていました。
「勉強してても、全然働く人に還元できてないじゃん・・・」て。。

今思えば、私が足元を固める行動が足りなかった。
まずは身近な人や、自分の職場の働きやすさを固めて、そこがデータを集めていけば次が見えるんじゃね?
そう思えたのです。

それが私にとってのFACTになり、
産業理学療法の魅力を伝えることにつながる。

そんなわけで、これからは身近な人を理学療法で幸せにすることから始めることにしました!!

ニーズを聞き、
何が問題なのかを考えて、
自分なりの産業理学療法メソッドを構築してみよう。
そしてそれを学会で叩いてもらって精度を上げていこう。

阪井先生の講義のおかげで、自分の進む道が少しクリアになってきました!
阪井先生、並びに研究所の皆様、貴重なご講演ありがとうございました!




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