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「自分しかできないサービス」を考える

「自分にしかできないサービス」。
それは自分の得意分野であり、土俵。

前回同僚への産業理学療法を行なって、
内容がぶれてしまったことで思うような結果が出ませんでした。

何が効果があるか?はこの1ヶ月結構勉強してきた。(過去記事参照)
でも「私が何を提供できるか?」はまた別の問題。
ここに理学療法のエビデンスの難しさがあります。

誰が、どこで、誰に行なっても効果が高いのが
エビデンスが高いということ。

1回目効果があり、2回目ちょっとイマイチだったのは、
同僚の求めるニーズに
自分ができることがうまいことマッチしたか?
という点に違いがあったように感じます。

2回目の方が明らかにエビデンスに則った治療だったわけで
そちらの方が効果が出ていたはずです。

1回目は、必死で自分の得意な範囲で勝負した。
私の土俵の中で行えたから、多分結果が出せたのです。

じゃあ、自分の土俵ってなに?

多分、私の得意分野は 「触(ふ)れる」。

「それだよー><」という場所に指がいき

「yokoさんが触ると、違う」と

言ってもらえること。

長年、触察の勉強をして来たからでしょう。
筋肉の触り分けが
体に染み付いている。

さらに、「どこをどう触ると楽になるか」も経験で分かってる。

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思い起こせば、中学で陸上部だった私は、
走ることより、部員のマッサージをすることの方が好きだった。
大会前は試合に出ない時間はひたすら、マッサージばかりしていた。

yokoにマッサージしてもらうとタイムが上がる
なんて言ってもらえた日には、もう嬉しくて
全然苦にならなかった。

職察は7年目から初めて、下積みが4年ありました。
下手くそで、先輩から屈辱的な言葉を受けたりしたこともあったけど
触ることで癒されている自分を感じました。
だから続けられた。

ーーー

「触れる」は私の原点だった。
そこに今は正確性と経験が加わっていて、
土俵になりつつある。

今は、働く人に理学療法を提供したい、という意志が出てきて、
それをどう提供するかを試行錯誤している時です。

「働く人のために」自分の得意な「触れる」を組み合わせて
どんな土俵を作るのか?

自分の土俵がはっきりしなければ、
オファーも来ないし
結果も出せない。

土俵は、サービス。

自分にしかできないサービス作るために、まだまだ考えて動きます!

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「✨働く人により良い明日を✨」をテーマに、仕事や身体に関する情報・活動記録を発信をしています。

理学療法士として、エビデンスに基づきながら、私見を作っていくことを大切にしています。

思うところがありましたら、コメントなど頂けると嬉しいです。




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