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質問の奥には、言葉未満の願いがある

手帳のウィークリーページ、どう書いたらいいですか?
手帳に何を書いたらいいですか?

私は手帳を制作し、手帳のコミュニティを運営しているので、こうしたご質問を日常的にいただきます。

それでね、こうしたご質問を見るたびに、感じるのです。
この質問の奥には、まだ言葉になっていない、願いがあると。

それは、まず最初はこんな魂の叫び。
「私って、何が好きなんだろう?」
「やるべきことじゃなくて、やりたいことを見つけたい。でもそもそも何がやりたいんだっけ?」
「毎日、時間とやることに追われてもう疲れた!」


そのさらに奥には、
「どうやったら自分をもっと、理解できる?」
「時間に追われて苦しい、どうしたら楽になれる?」
「自分のことを後回しにしてしまう。どうやって変えられる?」
「どうしたら、自分を大切にできる?」
「どうしたら、幸福感を感じられる?」

という、願い。

なので、お互いに時間の余裕がありそうなときには、「手帳を書いて、どんな気持ちになりたいですか?」と問いかけながら、手帳の書き方を話し合っていきます。

自分のことを理解したいなら、感じた気持ちをどんどん書くといい。
楽しいことだけじゃなくて、モヤモヤやイライラも書くのがおすすめ。
そこから、今まで気づかないことにしてきた大量の「自分の気持ち」が見えてくる。

時間に追われて苦しいなら、まずは現状把握がおすすめ。
どの時間帯が苦しいか、まずは突き止める。
そして、24時間の棚卸しワークで、今どんな風に時間を使っているのか書き出して、どこの何に苦しさがあるのか見つけて、時間の使い方を見直していく。

自分を後回しにしてしまうなら、「自分のやりたいこと」をまずはどんどん書き出してみる。小さなことから叶えてあげて、「自分で、自分で満たせる」という経験を積み重ねる。そして、また「自分のやりたいこと」を書き出す。これを繰り返す。

こういうのをおしゃべりしながら、
私、こういうことに困ってた!これを書いたらすごく楽しい!」を一緒に見つけられた瞬間は、とても嬉しい。
そんな風に、手帳には無限の可能性があるなあっていつも思います。

あなたが手帳を書きたいと思う奥にある、願いはなんですか?


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