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三重県・桑名の和洋折衷セレブ邸宅、六華苑に思いをはせる

緊急事態宣言の延長が発表された。仕事の不安も抱え、珍スポットもレトロスポットもないだろうと思いつつ、昨年のGWに思いをはせる。現実逃避。

昨年の大型連休で足を運んだ三重県。自分が関西在住ということもあり、折に触れて訪れる三重県であるが、中でもお気に入りは桑名。

正直、桑名の魅力にハマったのは、3年ほど前。駅前の渋ビル「桑栄メイト」をちょこっと見たかったのだが、その際、足を延ばして訪ねた六華苑にもう、びっくりした。

六華苑を手掛けたのは、ジョサイア・コンドル。鹿鳴館をはじめ、三菱財閥関係など数々の建造物を手掛け、辰野金吾ら建築家を育成したコンドルである。「コンドルが設計した物件の中では小規模」ということだが、素晴らしいの一言。洋館と和館がくっついた大正時代のセレブが好んだ形式の邸宅であるが、どっちも贅沢。池泉回遊式の庭園と洋館も、おさまりが良いし。最近ではよく、ドラマのロケ地にもなっている。

コンドルが設計した建物の多くは東京にある。なぜ、桑名に? 
この六華苑は、もともと実業家の二代目諸戸清六さんの邸宅。初代が大隈重信ら政府要人や三菱財閥の岩崎家との交流があったことから、コンドルに依頼したとか。華麗なるセレブつながり。。。

今の状況が収束したら(してほしい)、またぜひ、足を運びたい。そんな思いを込めて。。。

#三重県 #桑名 #六華苑 #コンドル #近代建築 #レトロ建物 #建物 #オバチャンも歩けば


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