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【詩】 ガード下にいたキミへ

息を吸ったら肺を壊しそうな

あらゆる淀みを混ぜこぜにして

その場所の空気は造られていたのに

キミは長い時間、そんな中で過ごしていたね


見張られていた

それとも見張っていたのはキミの方?

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逃げてたの

違う

キミが追いかけていた?


雨の降る日のその場所は

ますます息を殺したくなる

嗅ぐという行為もしたくない

充満してて、そんな匂いが


だからさ、だから


出てきなよ

もういいだろう?

キミは地上に出る刻が来たんだ

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行かないでくれ!

急にダッシュしないでくれよ!

光は一瞬だけ目を覆たくなるかもしれない、だからって!

だからって


怖いものじゃない

そのことをキミに知って欲しいから

ゆっくりと

目を慣らしながらで

キミに無理のないペースで


出てこないか

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待ってるから

キミのこと












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