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「居酒屋とかバーを開業したいっす!」→辞めなはれ(3回目)

ちょっとここ二回ぐらい本編と離れていましたが、久しぶりに飲食店の経営の話に戻ります。。まー、四か月前に書こうと思っていて、途中で断念してしまっていた記事になりますが笑。

うちのお店(ピレウス)に来る若い社員の子で、イタリアンレストランで独立したい!の次に多いのがコレです。。。

「将来バルやりたいんですよねー!!」

…バルは辞めなはれ!!

いや、分かるんですよ?自分の若い頃もイタリアンバルとかカフェバーみたいなのを目指していた時期もありましたから。。バルってなんか楽しそうだし(←ザックリした理由ww)、水物って儲かりそうだし…。

では、なんで毎度おなじみの辞めなはれにしまうのでしょうか。。

ここが難しい、バル・居酒屋経営!!

営業時間が短くなりがち!
例外はありますが、バルや居酒屋は夜メインなので、そもそも営業時間が短めという難しさがあります。もちろん夜に集客出来ていれば問題ありませんが、日中のランチタイムはほぼ稼働できないのはデメリットになります。

お酒を飲めない客はあまり取り込めない!
→お酒をたくさん飲んでくれる方を相手にする商売ですので、お酒をあまり飲めないお客様は来店の見込みは少なくなると思います。ただバル側の意見としては、お酒飲めないなら来なくて良いと言われそうですが^_^;

ファミリー層に弱め!
バルや居酒屋は喫煙可能のお店もたくさんあるので、ファミリー層にはどうしても弱くなります。お酒飲めない方、ファミリー層、その二つの客層が少ないという事で、そもそも来店見込みの分母の数が少なくなっちゃいますよね。

コロナ前から?若者の酒量が減った!
コロナ禍で居酒屋文化が大打撃を受け、多くのお店が閉店を余儀なくされました。ただ個人的な感想としては、その前からうちの大学生スタッフやお客様からの話を聞くと、若者の酒量が減って、飲み会自体も減っているなーとの印象を受けていました。。。遅かれ早かれ、居酒屋は減っていく運命だったのかもしれません…。

美味しいワインは、この世にたくさんあるのに…

まとめ

とは言え、バルは人気に火がついて大繫盛すると、売上が青天井になるという夢のある業態であると思います。よく飲食店のジャーナル記事とかでも、一番取り上げられてるのはバル・居酒屋だと思いますしね。

まー、やっぱりバルとか居酒屋って楽しそうで、気軽に寄ることが出来るのは大きな魅力ではありますから!!なんだかんだ、自分も含め大好きな人は多いはず(笑)


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