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アマとプロの料理人の違いって?

最近、うちの若手に聞いてる質問です。。イタリアンの料理人になりたい!っていう専門卒の若手君たちがいるんですが、性格の悪い自分は必ず表題の質問をします(笑)

「アマチュアとプロの違いとは何ぞや?」

んー、難しいですよねー。正解っていう正解はないんですが、(←無いんかぃ!)個人的に僕が思う正解は一応あります。

もちろんその仕事でお金を貰うのがプロですし、それで生活していくのもプロだと思います。その前提の上で、料理人の違いを自分なりに考えてみました。。

プロの料理人たる所以!!

アマとの違いその①
「常に一定の味を作るのがプロ!」
→一日中たくさんの料理を作るのプロの料理人ですが、毎回味がブレていてはお客様は離れてしまいます…。常に最上で、最高の料理を提供するのがプロの料理人だと思います!

アマとの違いその②
「定められた時間内に作るのがプロ!」
→家で料理を作る時は時間を気にせず、自分のペースで料理を作る事ができます。ただお客様が待っているプロの料理人は、そういうわけにはいきません。なるべくお客様を待たせないよう、迅速に料理を作る事も非常に重要です。
 
アマとの違いその③
「人に評価されるのがプロ!」
→作業的な部分とは違いますが、実はコレが最も大事な気がします…。あくまで、料理人はお客様がいて初めて成り立つ商売です。極端な話、自分が美味しいって思っても、お客様が評価してくれないとお店は継続しないと思います。。。お客様に満足してもらえる料理を、提供し続けないといけないのです!

お客様に満足して頂けるように…

まとめ

アマチュアの料理人とプロの料理人の違い、人それぞれ意見はあると思います。

うちの若手に常々分かってほしいのは、「自分が作っている料理を、誰に届けて食べてもらうのかを意識する」という事であり、やっぱりお客様に喜んでもらうことを念頭に料理を作って欲しいって事ですね。

料理という作業が好きで、コミュニケーションが苦手なスタッフも中にはいるのですが、お客様の事を理解して、お客様の立場になって考え、自分よがりではなく、お客様から評価されるような料理を作れるように、日々指導しています!


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