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2022年旅行記録⑫

2022年11月その2

台湾の友人と7年振りに再会1日目

長年遣り取りをしていた台湾の友人が新型コロナ禍を経て来日する事になりました。その人と最後にお会いしたのは2015年4月に訪台した時。7年半振りに再会します。
前もって色々と頼まれていたものがあり、事前に宿泊先宛に宅配便で発送しました。

11月26日(土)にお会いする事になり、翌朝を楽しみにしつつ床に就きました。

当日朝、クルマで富山駅まで向かい、駐車場にクルマを停めます。駅から徒歩圏内でも24時間600円打切りからありますので便利です。

新幹線の改札を通り、上京の途に就きます。

日に日に新幹線の乗客も戻ってきているようです。

車内で転寝を繰り返している内にいつの間にか関東圏に入っていました。

あっという間に東京駅に到着し、すぐに山手線に乗り換えて友人と待ち合わせている大崎駅に向かいます。ここで会う事にしたのは友人がりんかい線沿線で泊まっていると聞いたので、混雑も少なく丁度いいと考えたからです。

大崎駅を降りてエスカレーターを上ると既に友人が待っていました。2015年4月以来7年半振りの再会です。お互い仕事も変わり、歳を取ってしまいました。スマホゲーム「ウマ娘プリティーダービー」にハマっている友人の頼みで早速目的地に向かいます。先ずは新宿へ移動です。

新宿で京王線に乗り換えて府中競馬正門前に向かいます。そう、最初の目的地はJRA東京競馬場でした。台湾には競馬・競輪など公営競技が一切なく、友人にとっては実際の競馬を観るのは初体験です。こちらも競馬観戦は横浜在住時代以来です。

GⅠジャパンカップ前日でしたので、本場開催ですが予約なしで入れました。

友人に新聞の予想欄の読み方と馬券購入用のマークシートの記入方法を説明し、初めての馬券購入のアシストをします。

運良く平地競走の他にも障害競走がありました。次々に障害物を飛び越える競走馬の美しさに暫し見とれてしまいます。

競走の合間に甘味も堪能します。最終競走までいると予定が押すので3レースほどやってから売店でグッズを購入し、競馬場を後にします。収支は友人はプラス、こちらはマイナスでした。

再び京王線で新宿に戻ります。まだ午後速い時間たっだので電車は空いていました。

総武線各駅停車に乗り換えて次に向かったのは両国駅。併設の案内所でアニメ「リコリス・リコイル」のキャラクター4人の等身大パネルが展示されてい…たのですが、10月末で撤去されていました。残念です。

2022年10月末まで展示されていた「リコリス・リコイル」登場人物の等身大パネル。友人に見せられなかったのが非常に残念。

残念な気持ちを抑えきれないまま1駅乗って錦糸町に移動。こちらはアニメ「リコリス・リコイル」の舞台になった所です。こちらも友人の希望。日本で評判の作品は時差なしで台湾にも伝わります。

錦糸公園を覗いた後、次に東京メトロ半蔵門線で押上駅に向かいます。こちらも作品で出た所。

「リコリス・リコイル」第4話で出てきた押上駅入口。

スカイツリーには上らず東京メトロ半蔵門線で折り返して神保町へ。書店街を歩きます。

移動の合間に駅構内のコンビニで一般紙夕刊を探しますが、最近は一般紙夕刊を置かない店舗が多くなっています。あったとしても在京5紙(朝日・毎日・読売・日経・東京)が揃っていない事が多く、今回は特に「朝日」夕刊の入手に難儀しました。

気が付いたら日没している中、地下鉄とJRを乗り継いで品川に行き、まずこちらが予約していたビジネスホテルのチェックインをしました。全国旅行支援対象プランだったので、チェックインの際にワクチン接種アプリをフロントで提示していたのに友人がそこまでするのか、と驚いていました。
荷物を置いて身軽になり、友人が希望していた次の目的地に向かいます。

都営バスが目黒駅から品川駅経由で大井競馬場までのバスを走らせていて、丁度大井競馬場で行っていたイルミネーションイベントに向かいます。競馬は開催していませんが、「ウマ娘プリティーダービー」とコラボしていました。入場券は富山のコンビニで簡単に手に入りました。

横浜在住時代、よく仕事上がりに大井競馬場のナイター競走を観に行っていましたが、こちらも十数年振りです。

閉場近くまで場内を歩き回り、夕食を逃したものの都バスで大井競馬場を後にします。品川シーサイド駅近くのホテルに泊まっていた友人と別れ、そのまま品川駅に向かいました。

尚、夕食は品川駅で降りてホテルに戻る前に駅ナカで見切り品の半額弁当を買って済ませました。

駆け足の1日でしたが、いい思い出となってくれて光栄です。

台湾の友人と7年振りに再会2日目

明けて11月27日(日)、単独行動です。

ホテルの無料朝食は会場が混んでいたので部屋に持ち帰りました。

今回は東横インに泊まりましたが、元々「全国均一サービス」や建築基準法違反事件の事もあって東横インは避けていました。今回は都内のホテル代が高騰していた中で偶然空いていたのがここだった、と言う理由です。

ホテルをチェックアウトし、JR品川駅に向かいます。今回は全国旅行支援対象のプランだったので都内で使えるクーポンも頂きました。

品川駅始発のJR常磐線快速電車に乗ります。車内はガラガラです。

茨城県の取手まで一気に北上し、ニューデイズで新聞を買った後、駅ビル内の書店で「茨城県民手帳」を入手しました。「県民手帳」は北海道・東京都・神奈川県・京都府・大阪府・兵庫県以外で毎年発行しており、地元の統計など色々な情報が網羅されているため、最近は密かなブームになってます。入手への難易度は県によって異なり、特定の書店や役所内の売店のみで扱っている県から書店はおろかホームセンターやコンビニでも扱っている県まで様々です。

取手からは少しずつ来た道を戻ります。先ずは我孫子駅で途中下車。放浪の画伯・山下清さんが働いた事もある「弥生軒」の立ち食いそばで唐揚げを頂きます。

ここからは東京メトロ千代田線直通の各駅停車に乗り、馬橋で下ります。

馬橋~流山間を走る流鉄の電車に乗ります。現在の社名になる前の「総武流山電鉄」時代に1回乗った事があります。

令和4年(当時)でも平成どころか昭和の趣きのする駅です。

首都圏ではほぼ常識になってしまったICカード乗車券は一切使えず、現金払いです。

電車は元西武鉄道の中古車です。ワンマン運行が出来るよう改造してあるものの、他は往時のままで懐かしい雰囲気です。

住宅地の中をのんびりと進み、終点の流山駅に到着。今はつくばエクスプレスの開通ですっかり街の表玄関を奪われてしまいました。

流山駅ほか、流鉄の発車ベルは本当に「ベル」でした。ここまでくると「昭和感」を打ち出して観光客誘致が出来るのでは、とさえ思ってしまいます。

折り返して1駅の平和台で途中下車。駅前にあるイトーヨーカドー内にブックオフがあるので、立ち寄ってみます。

掘り出し物の古書を何冊か購入し、再び馬橋行きの電車に乗り、1駅手前の幸谷駅で下ります。ここはJR新松戸駅が近接しており、実質武蔵野線への乗換駅にもなっています。ここで書店があったので、「千葉県民手帳」の他に「成田空港手帳」なるものがあったので購入しました。

新松戸駅から武蔵野線に乗り、武蔵浦和に向かいます。車内は晩秋を惜しむ行楽客等で混んでいました。

武蔵浦和から埼京線で大宮へ。新幹線改札口横の窓口で予約していた夜の新幹線を早めの列車に変更します。かなり混んでいるようで通路側の座席になりました。

指定席を取ったかがやき号まで小一時間あったので、大宮駅西口を歩きます。この日に東口で火事があり、東口は一部閉鎖されていました。駅前のペデストリアンデッキでは人通りの多い中、複数の宗教団体が新聞やリーフレットを配っていたりしてなかなかカオスな状態でした。

ホームに上がると東北・上越・北陸方面の新幹線が次々と発着しており、都度多くの乗客が出入りをしていました。飛行機や在来線特急だけでは到底不可能な大量輸送力、それを新幹線は軽々とこなしています。

その輸送力を誇る新幹線でも東北新幹線は山形・秋田新幹線を併結する前提で10両編成なのに対し、上越・北陸新幹線は12両です。2両分増やしてくれた英断に感謝したいくらいです。

結局満席状態は変わらずそのまま富山に到着しました。

駐車場に停めておいたクルマに戻り、帰宅の途に就きました。


今回入手した地方新聞(ブロック紙含む)

北日本新聞(富山県)
富山新聞
茨城新聞
千葉日報
埼玉新聞
北陸中日新聞(富山県向け)
東京新聞

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