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キティちゃんを超えた?「重ねる」の効用。

「私事ですが、また一つ歳を重ねました」

こんな表現を、SNSでよく見かける。

私事ですが、という枕詞?について思うことはあるが、今日話したいのはそこではない。

重ねる

この表現である。

誕生日が来ただけ。
年をとっただけ。

でもそれを「重ねる」と表現するだけで、
なんだか上品なイメージに変わる。
重奏感すら出る。

なんでだろう。
「重ねる」ってすごいな。

だって、「重ねる」ってあまりイヤなイメージがない。

「経験を積み重ねる」
「パイ生地を重ねる」
「メロディを重ねる」

どれも、適度に良い感じ。

ん?
でも、本当にそうかな?
重ねたらイヤなものもあるんじゃないの?



「汚れた皿を重ねる」
うーん、これはイヤかも。
というか。重ねる前に洗えや、って話。(怖)
あ、でも回転寿司の皿を重ねるのはエンタメ感あるかも。あれは楽しい。

「失敗を重ねる」
一見ネガティブっぽい。
でも、失敗は失敗ではなく「上手くいかない方法を見つけただけ」ってエジソンも言ってる。
むしろ重ねてなんぼかと。

ということは?
やはり「重ねる」は偉大、ということか。

地層。
経験。
ミルフィーユ。

他に何があるだろう。



そうだ、noteの記事だ。(わざとらしい)

あと10日ほどで、note毎日投稿が500日を迎える。これを「積み重ね」と言わずして、何というのだろう。

ここで、私が好きな曲の歌詞を紹介する。

喜怒哀楽の絵の具を 重ね重ね何重にも重ねて

YOSHII LOVINSON 「JUST A LITTLE DAY」

noteも、そんな感じかもしれないなあと。

そして、この曲のラストはこう。

just a little dayが集まって
いつの日か大きな絵になる

YOSHII LOVINSON 「JUST A LITTLE DAY」

ということは?

この記事の積み重ねも、いつの日か「何か」になるのかも?

いや、ならないか。
まあ、どっちでもいいか。

ということで、
引き続き、淡々と記事を積み重ねていこうと思う。

改めて
記事を読んでくださるみなさん。
いつも、本当にありがとうございます。

<あとがき>
特に興味ないかと思いますが、だいたい1,000〜1,200字くらいを目安に書いてます。
ここで、500記事がどのくらいの「重さ」か計算してみます。

400字詰め原稿用紙に書いたと仮定すると、1日3枚。原稿用紙は、1枚あたり約15g

3枚×500日=1,500枚
15g×1,500枚=22,500g
つまり、22.5Kg

小学生1人分くらい?
少なくとも、りんご3個分のキティちゃんより重い。つまり、一般人でも積み重ねることで、キティちゃんを超えることが可能ということなのです。(は?)
今日もありがとうございました。


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