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なぜクリスマスにはチキンを食べるの?

ねぇ、なんで?

ケンタッキー
モスチキン
ファミチキ

あとデパ地下行くと
「Theクリスマス」「クリスマスの象徴」みたいな、照り照りしたチキンを見かける。

ターキー?七面鳥?
持ち手に、白いフサフサついてたり。
立派なリボン結ばれてたり。

種類は色々あるけれど
なぜチキンを食べるの?

え、お前は知ってるのかって?

私?
分からない。
大人だけど分からない。

だから考えてみる。

とりあえず…
クリスマスはアメリカの行事だよね?
だから、過去にアメリカであった何らかの出来事から来ている?

昔、鳥は貴重なものだった。
特別な日にしか食べられないもの。
だからクリスマスという特別な日に、特別な鳥を食べることにした…とか?

今や鳥は日常的に食べられている。

でも「特別だった」という過去は変わらない。
だから、クリスマスに鳥を食べることで

「昔は、貴重だったんだよね」
「クリスマスにみんなで鳥を食べられるって、ありがたいことだよね」

と確認し合うためのもの?



うーん。
違う気がするけど、考えてみることに意味がある。

さあ、ここらで調べてみよう。

記事によると…

昔、アメリカに移住した人々が、住み慣れない環境の中で十分な食事を摂ることができずにいた。

しかし、アメリカの先住民に助けられ、そのお返しとして感謝祭を行い、そのときに振る舞われた料理が七面鳥だった。
その後、お祝いごとに七面鳥を食べるようになり、クリスマスにも欠かせない料理となった。

でも日本では七面鳥が手に入りにくいから、代わりに鶏肉をローストして食べる
⇒チキンがクリスマスの定番料理、になったらしい。

だから、チキンがクリスマスの定番なのは日本だけなんだって。

******

「お祝いごと」に七面鳥。
そうか、クリスマスは後付けだったのか。

そうなると、ケンタッキーのCMに抱いていた違和感も解消される。

ほら、ケンタッキーって
「クリスマスはケンタッキー」とか言ってると思っていたら、クリスマス過ぎると
「お正月もケンタッキー」とか言い出しますよね?今は、やってないのかな?

クリスマス終わってもケンタッキーなんだw
売れればなんでもいいんじゃんw
と思っていたのです。

でもお正月も、新しい年を迎えられたという
「お祝いごと」

そう考えると、
「お正月もケンタッキー」は、何も問題ないわけで。
むしろ誕生日、進級・進学祝、合格祝い等
なんでもいいですよね。
チキンって万能だなあ。

******

ということで、
クリスマスにチキンを食べる理由は、過去のアメリカのエピソードに由来。

感謝祭で振る舞われた料理が七面鳥で、そこからお祝いごと=七面鳥を食べる、という習慣になり、クリスマスにも適用された、という話。



クリスマスのチキンに限らず、
「それっぽいから」
「お店で売ってるから」
という理由で、何も分からずに受け入れていることって多い気がする。

他にも
正月の餅。
バレンタインのチョコ。
ひな祭りのひなあられ。

なぜそれを食べるか、すぐに説明できる?

なんで?
どうして?
と疑うことって大事。

そしてその視点を持つと、noteのネタって無限にある。
そんなことを改めて感じた金曜日でした。

<あとがき>
七面鳥とターキーって違うのかな?と調べてみたら
七面鳥=アメリカ原産
ターキー=アフリカ原産のホロホロ鶏
だそうです。
知らないことだらけ。ホント何にも知らないわ。
今日もありがとうございました。






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