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逃げや言い訳を追い払ったモノ

2024年3月23日に、佐藤友美さん主催「さとゆみゼミ」を卒業。卒業後も、文章力・表現力をメキメキと上げ続けるため、仲間と共に、note投稿1,000日チャレンジをスタート。

challenge #26

昨日、教育系ライター・猪狩はなさん(@hana_so14)と、オンラインでお話させていただいた。

きっかけは藤原さんと(@fujiwawriter)のラボトーク。「これから教育系で書いていきたい」と言う私に、「お手本になるライターさんと仲良くなると良い」とのアドバイスをくれた。すぐに思い浮かんだのが、はなさんだった。実は以前から、教育系で書いていくヒントが欲しくて、はなさんのポートフォリオやXの投稿などをチェックしていた。

藤原さんの言葉に後押しされつつ、思い切ってはなさんに依頼メール文を送った。はなさんは「うれしいです。ぜひ」と、すぐにお返事をくれた。

初めてお会いしたはなさんは、落ち着いたやわらかい雰囲気の方だった。「元中学校の教員」「男の子2人のママ」など共通点も多く、すぐに意気投合した。子どもの話や先生あるある話で盛り上がった。

最も聞いてみたかったのは、教育系案件の取りかただった。聞いてみると、はなさんのやりかたは、私の当たり前とは逆。仕事を探すのではなく、相手に探してもらう。具体的なノウハウを教えてくれて、「真似してもOK」とお手本まで見せてくれた。この方法、知ってはいたが、ハードルが高くて手を出せていなかった。はなさんのアドバイス通りやればすぐにできそう。せっかく教えてもらったんだから、この週末にやってみようと決心。

そして、こんな話でも盛り上がった。「教育系ライターの地位を上げたい」。

ライター界隈では、儲かるジャンルといえば金融や美容、不動産などと言われる。ライターになったとき、「教育系は稼げないよね、仕事ないよね」と聞いた私は、稼げそうな別ジャンルを安直に選んだ。

しかし、「教育系の仕事はある」と、今は思う。

私が働いている教育委員会には、毎日のように教育系のパンフレットや雑誌が届く。ページを開き、「この記事ぜんぶ、ライターが書いてるんだよなぁ」と思う。子どもの教育は多くの人の関心ごと。教育系ライターのニーズは金脈のように眠っているはずだと思う。

それに、実際に生徒と関わってきた私たちの経験や肌感覚は、絶対にAIには書けない。

ふと、「はなさんと協力すれば、大きな仕事もできるんじゃないか」と思った。教員を辞めてもなお、「書くことで教育の役に立ちたい」と、志を同じくする私たち。一緒に何かやってみたい。

そんな思いつきを口にすると、はなさんは「やりたい!」と即答してくれた。そのあと、「5教科そろえたらゴレンジャー・ライターになるね」なんてふざけた話もして、もうワクワクしかない。

恐る恐るはなさんにDMを送ったときは、こんなに面白いことになるとは思わなかった。

はなさんとは絡んだことはなかったし、やらない言い訳はいくらでもできた。でも、藤原さんが貴重な時間を使ってアドバイスしてくれたから、ご厚意に報いたかった。感謝の気持ちが勇気を増量し、逃げや言い訳を追い払ってくれた。

つくづく、誰かから「やってみたら?」と言われたら、一旦やってみるのが吉だと思う(信頼に値する人に言われた場合)。客観的に見てやったほうが良いんだったら、やったほうが良いんだ、きっと。思い切って主観を手放して、相手の言葉を信じて動いてみる。

藤原さんの「やってみたら?」を信じて、はなさんにつながり、次にはなさんの「やってみたら?」を信じて、週末に新たなことにチャレンジする。

次は何につながるかな。ワクワク。


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