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わたしの名前のお話

今年4月に私は姓が変わり「東 洋子」になった。変わったばかりの頃は、特に何を思うのでもなく、手続き面倒くさいくらいにしか思っていなかった。

フリーで仕事をする女性たちは、基本的に名字を変えない。ただ、私は自分の名前が変わるなんて、人生何回もあることではないから(と願う)なんだか面白いと思って仕事で使う名前も全部「東 洋子」に変えていった。


署名をした自分の名前を見たときに気づいたこと

今年の初夏、私は台湾茶を輸入して京都で小さなPOP-UPショップをやってみた。台湾は旅行先としては間違いなく人気だが、「台湾産のもの」ってみんな知らない。だからもっと台湾産のプロダクトが日本で広まればいいなという気持ちで始めてみた。

その際の気持ちを書いたのがこちら
私が日本で台湾茶を紹介したいと思った理由

台湾の「人の思いがこもったもの」そして「様々な人の、心ある取り組み」をもっと発信できたらいいなという内容を綴ったあと、最後に記事署名をした。

東 洋子と。

このときに、鳥肌がたったのをよく覚えている。わたしの名前、「東洋の子」だ。つまりつまり、アジアの子だ!と。


無意識に選んだアジアな数々

昔から漢方や、中国の古代哲学が好きで。大好きな人についていって台湾に住み着いて、毎日泣きながら中国語を勉強して…。それが今では台湾で日台文化やデザインを紹介するWebメディアの編集長をしているし、それ以外にも台湾絡みで様々なメディアに寄稿させていただいている。これまで点点としていたわたしの履歴が急速にまとまっていくような感覚になった。

自分の名前を再認識してから、怖いものがないという感じになった。世界で一番な日本女性の名前「洋子」と「東」という姓を手に入れたのだ。


台湾のヨーコさんではなくて…

この1年は台湾に集中して、台湾で編集とか何かやっている人。として認識されたかなと思う。だけど、今年終盤戦そして来年からはそれこそアジアを繋ぐ人になりたいし、名前を負けしない実績をどんどん作っていきたい。

そのために色んなスゴイことを計画中だよ。また近い内にお話ができますように。

では、今から日本へ帰ります。
桃園空港から。

良い一日を

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