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ジョーカー

衆議院選挙。そして、ハロウィン当日。痛ましい事件が起きた。選挙結果ももちろんのこと、いろいろと頭の中が整理できない。

映画『ジョーカー』を観た時に書いた約2年前のnote。

映画が公開された当時、深く共感した西森路代さんの寄稿。

アーサー、そしてジョーカーは、現実の世界において弱い立場にある人間に目を向けることのできない人に共感されるようなキャラクターではないし、この映画は人の露悪的な感情を煽ったり引き出したりするために作られているものではないと思う。「自分もまた弱者である」と感じながら、自分よりも弱いものは切り捨て、嗤うものがもしもアーサーやジョーカーに共感しているとしたら、何をもってそう思えるのか、という怒りの感情を持ってしまうのだ。

ジョーカーに扮し凶行に及んだ犯人は、小田急線のフェミサイド事件を模したとも供述しているらしい。

ジェンダー平等が争点とも言われていた衆議院選挙は、女性議員の数が47人から45人に減り、10%を割った。



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