やっぱり魂の存在って? 車の鍵が教えてくれたある出来事


今年亡くなってしまった愛犬の波とハイキング

パンデミックが少し落ち着いた頃の2021年の10月。大好きなフランスで2週間の休暇を楽しんだ私は、サンフランシスコ行きの帰りのエアフランスの機内で、少しだけメランコリックな気持ちに浸っていました。大学時代の友人とパリであったり、昔の恋人とラマンで過ごしたり。そういった貴重な楽しい時間が私の心のロマンチックな部分を刺激して、今世界がウィルスで大変なことになっている現実にやっぱりちょっと疲れていた私の魂が、ふっと昔の幸せなことなどを思い出させてくれたのかな。母も父も弟も色々な事情で何年も前に亡くなってしまい、家族が恋しいな、なんて。私は仕事がヒーリング関連なので、実際の経験やワークショップや本などで、自分なりに魂の存在は確信しています。この世の中にはサイエンスでは立証できないことがいっぱいあると。色々な不思議な体験もしているし、クライアントに施術をする時に、その方のオーラや守護霊などとも接することがあります。でも、忙しい日々や今回のパンデミックのような時期、ついつい魂との対話を忘れてしまったり、なぜか疑問を持ってしまったり。そんな気持ちがなぜか飛行機の中で湧いてきたのです。そこであるお祈りをしましました。「お母さん、お父さん、泰樹(弟)、みんなの魂を信じてます。でも今、少し心細い時期なので、もし私のことを考えてくれていたら、私が3年前に無くしたミニクーパーの鍵を探して!」なんか変なお願いですが、私は3年前に愛犬の波と近所の山をハイキングしていた時にうっかり車の鍵をなくし、その後何度も戻っては探しても見つからず、諦めていたのです。通常のハイキングコースではなく、草むらの中を走ったり、道からもそれたり、どこに落としたのかさっぱり検討はつきません。見つかるのは不可能と思っていたので、パッと浮かんだお願いがそれだったのです。そしてサンフランシスコに戻り、また仕事など忙しい生活の毎日に翻弄され、私はそのお願いをすっかり忘れてました。そして3週間くらい経った頃、また波を連れてそのハイキングコースに行きました。実際そのお祈りのことはすっかり頭から消えていたのです。20分くらい歩いた後、なぜか波がすごい勢いで私を変な方角に引っ張ります。いつものことで、りすやもぐらがいるのかな?と思った瞬間、波が地面に鼻をつけました。なんと、そこには私のミニクーパーの鍵が土まみれになって落ちていたのです!心臓が高鳴りました。「波!ありがとう。」きっと家族の魂が私のお願いをきちんと聞いてくれたのですね。嬉しかった。目に見える現実と、目には見えない世界。でも、私たちは魂で繋がっているのです。そんな素敵なことを確信させてくれた出来事でした。

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