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保育園の第一連絡先は【パパの携帯番号】˖✧

「育休後職場復帰、不安です..」

1人で悩んでいませんか?

徐々に増えているとは言うけれど、職場では初めての子持ち社員、今まで通りに働けるのでしょうか。

私は33歳のとき、2018年に初めての育休後職場復帰を経験しました。職場にママ社員はいませんでしたが、短時間勤務から始め徐々にフルタイムに近づけ、通常業務に加えて組織横断的なプロジェクトにも参画できるようになりました。

2021年には、育休後アドバイザーの資格を取得。

そこまでに悩んだ経験や学びからの気づきをマガジン記事でご紹介していきます。

タイトルを見て「えっ!」と驚かれた方も多いかと思います。私もその1人です笑

保育園の第一連絡先をパパの携帯にすることは目から鱗のメリットがたくさんありますので、ぜひ最後までご覧ください💛


保育園児の年間病欠日数

まずは、子供はどのくらいの頻度で病欠するの?というデータをご紹介します。

個人差や保育園の環境の違いはあると思いますが、平均としては、0歳児は1年に19.3日病欠するそうです。

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NHK「すくすく子育て」公式HP

1ヶ月に1日~2日は休む頻度ですね。ちなみに呼び出しの日は早退なので、その日から発熱や病状が落ち着くまでを仕事を休む日数と考えると更に多い日数となります。

職場毎に、有給休暇の日数と子の看護休暇の有無が異なると思いますので、ご自身の職場の就業規則を確認してみてください。

子の看護休暇とは? - 2021年1月1日改定
1. ⼩学校就学の始期に達するまでの⼦を養育する従業員(⽇雇従業員を除く)は、負傷し、⼜は疾病にかかった当該⼦の世話をするために、⼜は当該⼦に予防接種や健康診断を受けさせるために、就業規則第◯条に規定する年次有給休暇とは別に、当該⼦が1⼈の場合は1年間につき5⽇、2⼈以上の場合は1年間につき10⽇を限度として、⼦の看護休暇を取得することができる。この場合の1年間とは、4⽉1⽇から翌年3⽉31⽇までの期間とする。
2. ⼦の看護休暇は、時間単位で始業時刻から連続⼜は終業時刻まで連続して取得することができる。

育児・介護休業法について(厚生労働省)

子の看護休暇、有給休暇を合わせても、1人で対応するのは難しいです。

我が子が強靭な健康体を持っているかもしれませんが、もしもに備えておけると安心です。

ここからは、最も簡単にできてお金もかからない保育園からの急な呼び出しへの対応法をご紹介します。

保育園からの第一連絡先は【パパの携帯番号】˖✧

最も簡単で、お金がかからない、有給休暇の即消化..を避ける方法は、保育園からの第一連絡先をパパの携帯番号とすることです。

ここからは、保育園からの第一連絡先をパパにするメリットと注意点を書いています。

保育園からパパへ連絡が入るメリット

この方法はすごくオススメで、育休中の環境からママ・パパともに子育てしながら働く親としての意識が上がります。

▽保育園からの急な呼び出しは3大不安の1つです。
子育てしながら働く母の働くことへの3つの不安

他にもこんなメリットがあります。

・パパが直接電話を受けることで職場に状況を伝えやすくなる。
・パパにも育児の情報が伝わり、より育児への意識が高まる˖✧
・ママは「呼び出し対応は自分..」という制約が緩和され、気持ちが楽になる

ママの育休中はどうしてもパパは仕事中、ママは育児中と分かれがちですが、育児にビハインドのあるパパに育児の意識が上がり、仕事に久々に戻るママが少し余裕を持って仕事に取り組める、双方が子育てしながら働く親として育休後職場復帰を開始できるようになります。

パパが保育園からの入電対応したからといって必ずお迎えに行かないといけないわけではありません

- ケース1 -
パパ:呼び出し対応で帰る。
ママ:翌日休む準備
- ケース2 -(パパが呼び出し対応できない場合)
ママ:連絡&呼び出し対応で帰る。
パパ:翌日休む準備
※毎回同じではなく、随時どのケースで行くか相談する。

職場で子育て中のパパ社員への配慮は少ない、悪気が合ってではなく、子育て中という認識が薄いこともあります。

こうした機会に職場の子育て社員=ママだけじゃなくママとパパという意識も向上するといいですよね。

私の職場の上司や父も「え?!パパがお迎え行ってるの?職場では大丈夫?!」と夫の職場での立場を心配します。

パパ自身は「言ってくれたらやるよ?!」と思っている方が多いはずです˖✧

「また呼び出しで仕事を途中に帰らないと」「どうして私ばっかり仕事を休まないといけないの?」と、ママがイライラしてしまう前に、夫婦でよりよい体勢を築いておきましょう。

保育園の第一連絡先をパパの携帯番号にすることの注意点もご紹介します。

育児情報は誰でも対応できるように準備しておく

保育園からの呼び出しをパパが対応することになると、保育園やかかりつけ小児科から、子供の状況について質問されることが増えます。

夫婦で事前に情報共有しておきましょう。

我が家は私に連絡がほぼつかず、多くはパパがお迎え対応してくれていました。

とっても助かっていたのですが、病児保育やかかりつけ小児科の場所や診療時間・休診日、子供の保険証/母子手帳の保管場所を私しか知らなかったんです...

結果、パパは子供と動物園に遊びに行ってました。(なぜ?!)「あの!休日じゃないんです!病気で欠席してるんです!」これ、本当に保育士さんに言われました..苦笑

以下の情報を共有できていると良いと思います。

・子供の平熱
・以前の発熱時の経過
・保険証/母子手帳の保管場所
・かかりつけ小児科の情報
・病児/病後児保育の場所&持ち物
・休日診療所の調べ方
など

保育園からの急な呼び出しに自分がいないと対応できない環境では、結局夫婦そろって休暇を取ることに、夫のやる気がそがれることになったりします。

自分の手間や気持ちの焦りも増えてしまうので、ぜひ事前準備をしておきましょう。

最後になりますが、子供とともに親が健康でいることも重要です。

ママ・パパ自身も健康第一˖✧

親が体調不良で倒れない!がとっても大切です。親子ともに生活リズムを整えて、栄養をたっぷり取りましょう。

体調が悪かったり、疲れがたまっていると、それだけでも気持ちが重くなってしまいます。

急な呼び出しにもイライラ/鬱々せずに、子供が成長に必要な免疫を獲得していると考えて、夫婦のチーム育児で乗り越えていきましょう♬

ラジオStandFMでもお話しました!