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四つの戒め。お金には他人より先に飛びつくな。人助けは誰よりも率先して行うこと。愉しみを際限なく貪ってはいけない。努力を惜しんではならない。

寵利毋居人前 徳業毋落人後 受享毋踰分外 修為毋減分中

菜根譚 前集 十六

菜根譚』は、洪自誠(洪応明、還初道人)による随筆集で中国古典の一つ。前集222条、後集135条からなる中国明代末期のものであり、主として前集は人の交わりを説き、後集では自然と閑居の楽しみを説いた書物である。
 書名は宋の汪信民「人咬能得菜根、則百事可做(人能く菜根を咬みえば、則ち百事なすべし)」に依拠する。菜根は堅くて筋が多いので、これをよく咬みうるのは、ものの真を味わいうる人物であるということを意味する。思想的基盤は儒教・道教・仏教を交えた三教合一の思想である。
 明治時代以降も、清言の書として人々に愛読された。処世訓の最高傑作の1つとして、田中角栄、吉川英治、川上哲治、野村克也も愛読した。

Wikipediaより抜粋


論語から30年後、久しぶりに感銘を受けた哲学書。

 どんなに正しい教訓でもクソ真面目にその通りにやろうとは思いません。それを義務や戒律のように考えていたらストレスになるだけです。理想はただなんとなく心に留めておけばいいのです。やるかやらないかは、その時になったら考える。できなかったら自分はそれだけの人間であると認めれば良いし、できたら少し自分を誇らしく思う。
 教訓とはそういうものではないでしょうか。

 綺麗ごとばかり言ってる腹黒い人間。自分は間違いなくそうです。

<(ↀωↀ)> May the Force be with you.