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植物もコミュニケーション


物事が起こる絶妙なタイミングって感動もの


蓮根たちの会話が聴こえる

上の写真は今日の買い出しで蓮根農家さんを訪れたときに撮ったもの。

蓮根には蓮根なりのコミュニティがあって


なんか楽しそうだったり、
頑張ってる感じだったり
おしゃべりな蓮根姉妹がいるようだったり

大きなお父さん葉っぱがビヨ〜んって自由に足を伸ばしてる感じとか

葉っぱもまだ開き切れてなかったり
ちょっと断捨離中?のような枯れてるような焼けてるような部分があったり。

そもそもなんでそんなに愛着があるのか?と遡ると

過日蓮根の種芋の写真を撮った(下の写真なんだけど)

これから蓮根畑に植える種芋さん達

農家さんが作業の手を止めて
このレンコン達をどうやって植えるのか?簡単に教えてくれた。

まだまだ寒い桜が咲く前の時期に
胸から下のウェットスーツを着ての作業。。。
ホントいつも頭が下がる。

あのときに一つ一つ握りしめてもらって
沼土の中に埋められてたあの子達が

少しずつ根を張って拡がって、
一方では太陽に向かって芽を伸ばし、

きっと土の中ではむくむくと大きくなって行ってるのかな?
ようやく水面に頭を出し葉っぱたちは帽子をかぶってるみたいで
やっぱり可愛い。
あのハスの花が咲くのも楽しみ。

葉っぱ達もそんな風に会話しているような気がして
ぼーっと眺めてしまった。

愛おしくなってつい撮った写真たち。

この葉っぱたちの寄り添い具合とか、
絶妙なコミュニケーション取ってるように感じませんか??

まぁこんなことをシェアするほどの時間は持ってないので
胸の内にお片づけ。

なんて思っていたら

偶然こんな記事が目に止まった

んです!!


https://note.com/nts_journal/n/na3d511fa000f

ちょっと要略とかは苦手なので
自分の心に残ったことだけの走り書きですが。

植物の光合成のパワーおかげで
全ての動物がその光合成エネルギーの恩恵を受けている。

例えば肉食獣も草食獣を食べることでw間接的に太陽エネルギーを補給。

植物には目も耳も鼻も口も内臓も骨も筋肉も無い。

なのに太陽に向かって向きを変えてゆく向日葵や
触ると葉を閉じるオジギソウなど、

神経も筋肉もないのに瞬時に動く。
見えてないのにそっくりの色や体に擬態もできる。

植物には自らが化学物質を作り出して、
特定の虫を誘き寄せたりこれ以上かじられないように攻撃したりも。


森に入るとその中でもひときわ大きな木に出会うことがある。
木の500km周辺の植物のネットワークのハブのような役割をしているそう。

危険を知らせたり光が届いていない幼苗を助け合おうと協力を促したり。

奇跡でおこってるんじゃなくて 
ちゃんと調和を保とうと
植物が自ら合成して作ったフェロモンとかで仲間に合図を送ったり
絶妙な賢さで自分を助けてくれる虫媒を呼んだり
その先の戦略を立てて、たくさんの同じ虫を呼び寄せて
自らの困りごとや不要物を片付けてもらったり。

自然農の勉強会に少し顔を出してた時期があるので
なるほど〜〜!だからかぁと
あの時アブラムシの大量発生のことを聞いた時の説明にもう一度納得した。

虫が寄ってくるほど美味しい野菜なんじゃなくて


バランスを欠いているから栽培ができない

つまり、植物が「苦しいよ。。」とか、
「なんか重たい。。」の不和を解消するために
虫を呼んで片付けてもらい、
自らのバランスを整えてもらおうとしている行動なんですね。。

いやぁ、、だいぶ感動。
やっぱり植物たちすげ〜〜!!

私たち人間も一緒だね。
置かれた場所でどうにかしてバランスを取る。
自分の広がる力を信じてそこでやれることを探って精一杯背伸びする。

他のレンコンを憎んだり蹴飛ばしたり嘲笑ったり
そんな蓮根はいなかった、、多分。

今日はそんな感動でおしまい。


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