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しゃべりたいふたり〜第6回 本屋さんに出かけよう_大型書店編〜

かおり:さて!MARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店に着きました。ジュンク堂が好きって言ってたけど、どんなところが好きなの?

やすこ:そうねえ、棚かな。

かおり:え?棚って本の並べ方とか選書とかそう言うこと?

やすこ:ううん。単純に本棚の感じ。ぜーんぶ木じゃんね。なんか落ち着くんだよね、ジュンク堂に来ると。

かおり:本棚の色とか?そんなこと考えてみたことがなかった。お店によってそんなに違いある?。

やすこ:うん。結構違うよ。なんかこの本棚好きなんだよね。そうそう、ジュンク堂の池袋店って行ったことある?今は本屋さんにスタバが入ってたり、座るところがあるのって割と普通だけど、昔は各階に椅子とかがあったんだよね。なんかいつまででもいていいよって言われてる気がしたの。最近は行ってないけどね。

かおり:そっかあ。そんなこと考えてみたことなかったな。これからちょっと意識してみてみようかな。じゃあ、入り口から順番に見ていこうか。

やすこ:うん。なんかね、大型書店はさっき行った個人書店とは違って、ベストセラーから始まって、ものすごくたくさんの本があるでしょ。どこのチェーンの書店でも同じでしょって思いがちなんだけど大型書店はジャンルごとに担当者がいるから、意外と担当者によって選書も違ったりするのよ。

かおり:私はあまりにも本がありすぎて、どこ見ていいのかわかんなくなっちゃう時があるんだよね。目移りしちゃうって言うかさ。だから、探したい本が決まっていれば大型書店もいいんだけど、小さめの書店が好きなのかもしれない。

やすこ:なるほど。さっき行ったから、言ってる意味はよくわかる。私はね、棚を見るときは「無」なの。棚を上から順番にずーっとなぞる感じで見ていくんだよね。もう、それが至福なんだよね。なにか引っ掛かったら、取り出して見てみる。それの繰り返し。

かおり:そうなんだね。あ!さっき私たちが見ていた作家のおやつのシリーズ、めっちゃ揃ってるじゃん。こんなにでてたの?作家の猫とか犬まであるよ。

やすこ:個人書店に先に行って、こんな本もあるんだーってインプットされてるから、いろいろ目に付くね。

かおり:なんかこの棚見てたら思い出した。私最近韓国の本に凝っててさ、欲しい本があったんだった。ちょっと検索してくるよ。…あった!これ買って帰ろ。

やすこ:私、原田ひ香さんの「図書館のお夜食」この間も買おうか悩んだんだよな〜。すぐ文庫になるかもと思ってさ。私、どっちかというと文庫が好きなんだよね。ああ、でもせっかく来たしなあ、買っちゃおうかな。

かおり:大型書店は大型書店で楽しいね。でも、棚も見るの疲れてきたねえ。あとは専門書だからもういいにしようか。

やすこ:そうだね。十分見たかな。あ、私絵本だけ最後に見たいかも。さっきかがくいひろしさんの本読んじゃったから、なんか見たいな。

かおり:絵本だけでもほんといっぱいあるね。なんだか懐かしい本もいっぱいあるし、楽しいね。

やすこ:うん。ありがとう。堪能した。じゃあ、本買って帰ろうか。またぜひ来ましょう。

かおり:そうしよう!もっといろんなところに行ってみたいね。


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