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梅干し作り -完成編- 【私と保存食】

前回の梅干し仕込みまではこちら
今回は、出来上がりの完成編です!


梅漬けのもとで漬けた梅を干した

漬けてから一カ月経って、一番順調だった梅漬けのもとで漬けた梅を天日干しにしました。

デカいし皮も柔らかい!
見てくださいこれ。まるで売り物みたいだね!

写真からもわかるように、かなり皮が柔らかくて良い感じです!
やはり梅漬けのもとは失敗せずに美味しくできる。
味は薄めの梅干しって感じで、美味しいけどもうちょい味付けしてもいいかなーって感じの味でした。

塩漬けした梅干しを天日干しする

塩漬けの方は1ヶ月半くらいで天日干しにしました。

梅漬けのもとと比べると皮がしっかりしているのが分かる

長めに漬けたんでちょっとは柔らかくなりましたが、それでも梅漬けのもとと比べると少し固かったですね。

梅酢も天日干し


味見をしたらこちらは物凄いしょっぱい!しょっぱいし酸っぱい、しっかりした梅干しになりました。

去年の梅干しの皮の固さを10だとすると、今年の評価としては、梅漬けのもとが0、塩漬けが4、減塩梅が18、って感じでした。

減塩梅は、去年の梅干しよりも皮が固くて、写真も撮り忘れちゃったんですが、干してもガリガリだったので、みじん切りにしてカリカリ梅調味料にしちゃいました。(これはこれでおいしくてすぐになくなった)

はちみつ梅への道

自家製梅干しを作る人は大抵このすっぱしょっぱい梅干しが好きなんだと思いますが、私ははちみつ梅を作りたいので、ここからこの白干し梅をはちみつ梅に変えていきます。

そのままではしょっぱいので、ぬるま湯に浸けて塩抜きします。大体一晩放置して、様子を見ましたが、一晩漬けてもそれなりにしょっぱかった。塩がしっかり入っている証拠ですね。

白干し梅を塩抜きしたら、はちみつ調味液につけていきます。
紀州梅苑さんのはちみつ調味液を使用しています。
これにつけて、1週間〜2週間で完成です!
この調味液に漬けるだけでほんとに美味しくなるのですごい!
ただ、この調味液に漬けすぎると梅が調味液を吸いすぎて、相当甘いはちみつ梅になってしまうので注意です。(長くつけた方が美味しくなるかも!?と思ってずっと漬けといたら甘くなりすぎて失敗しましたw)
もとの塩味が残る梅干しにさっと漬けて、漬け終わったら液から梅干しを取り出しておくのが一番美味しいです。

また、塩抜きした梅は痛むのも早いので、基本的には白干し梅で保存して、都度都度塩抜きして調味液に漬けて…の方が良いです。

梅漬けのもとで漬けたやつも、このはちみつ調味液に漬けてから食べたんですが、こっちの方が好みだったので毎年そうします。
梅漬けのもとは簡単だし美味しかったんだけど、ちょっと塩気が足りない分、しっかり塩漬けした方の梅干し(をはちみつ液に漬けたもの)が最終的には自分の好みの味になった気がします。とはいえ来年も梅漬けのもとは絶対使います。

出来上がったはちみつ梅

今年の梅干し作り総括

とにかく梅干しに使った南高梅の品質が素晴らしすぎました…。あんな立派な梅、生の状態で見た事ないから…本当に嬉しかった。梅を作った農家の人にファンレターを送りたい。
この南高梅のお陰で、去年よりも相当美味しい梅干しができました。

あと梅酢!梅酢が本当に料理に使いやすい!きゅうりを軽く塩漬けにした後、梅酢をタラーっとかけるだけで美味しくなるし、肉にも魚にも、色んな所で活躍します。来年も梅酢が欲しいので塩漬けにするぞー!
来年は、今年の梅酢を混ぜて漬けてみようと思います。今年の検証結果が正しければ、早く酢にしっかりつけた梅干しの方が皮が柔らかくなると思うので、やってみます。

梅干し作りは年に一度ですが、来年はこうしよう、ああしよう、があるのが楽しいですね。
あと、梅干し作ってると「実は私も作ってて…」という話をリアルで聞けたりするので嬉しいです。
ただ私の場合は無添加オーガニック系のタイプではなく、ゴリゴリに市販の液とか使っちゃってるし、はちみつ梅大好き派なんですがw 梅作り仲間がいるのは嬉しい限りです。

今年で自信がついたので、来年はご飯のおかずになるかつお梅干しを作ってみようかな?と思ってます!エイエイオー!

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